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私たちに未来はないのか 取り残された「超就職氷河期」世代(毎日新聞)

 強いられる恒常的なサービス残業−−。企画や原稿、デザインの締め切り間際は朝まで残業が続いた。会社に寝泊まりすることもしょっちゅうだったが、残業手当は1円も支払われない。極度の過労とストレスがたまり、紘子は胃潰瘍になった。それでも「石の上にも3年」と、歯を食いしばる。安月給をやりくりして、通勤時間30分のところにアパートを借りたが、体が壊れ始める。
(中略)
再び、喘息の発作に襲われる。体調不良や精神不安、仕事の量と責任を軽減してほしいと、上司に訴えても何も対応してもらえなかった。深夜まで働いている証拠を残すため、会社のパソコンから上司にメールを送ってもなしのつぶてだ。「辞めたい」と言っても無視された。安月給でもよく働く若い社員は、使い勝手がいいから、会社はできれば手放したくない。「私に死ねと言っているのか」。病院に駆け込み、診断書をもらい、それを上司に突きつけて、やっと退職した。

 紘子は今、体調を見ながら、派遣社員として鉄道会社で広告の仕事をしている。月給は手取り16万円。「社会人になってから、必死で仕事をしてきたつもり。なのに、ちょっと就職の時期が違うだけで、年収格差が広がっている」。
(中略)
そのうち、派遣先は、派遣元(派遣会社)に払うマージンの高さに気づき、洋子を契約社員で雇おうとする。その会社では、派遣社員はもちろん、契約社員も正社員も残業代は支給されない。タイムカードも廃止された。「こき使われる」社内の風景を目の当たりにしてきたため、契約社員の採用話を断った。

 洋子は思い始めた。正社員として働こうと−−。

 何社も回ってみるが、短期の派遣の経験は実績として認めてもらえず難航する。
(後略)

こういったことが平気でまかり通っているしね。
この例は女性だけど、男性も給料上がらなくって、いいように利用されているしね。
派遣、偽装請負の現場なんてこれが恒常化しているし。

派遣社員とか、契約社員って、企業にとっては麻薬と同じなんだよね。
一時的に業績上げるためには人件費の削減が一番手っ取り早いし。


そういう悲惨な状況になっても何も手を打たないのが日本政府なんだよ。


とどこかで聞いたような言い回しをしてみるw
だけど、こういった状況が続いているのが現実で。


フランスなんかストライキ、デモ、暴動が出るぐらいだからなあ。
暴動は良くないが、ある意味そのくらいあった方がいいのかしらん、という気がしないでもないが。
自分の働く場のことを本気で考えているから、そういうことで行動を表現するわけで。
日本人って、ある意味そういった面で大人しいから、ニートになるのかしらん。