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Bartonの日記+c

Bartonの日記のはてなブログ版。とりあえず書いてみるw

Windows10発売記念にNetbookを甦らせてみる NEC PC-BL330編(その1)

PC系

Netbook(ネットブック)。

2008年頃から始まった小型モバイルPCの隆盛。
それを片目で見ながら、ついに来たか、モバイルの時代が!! と思っていました。


が、その勢いも件のアイテムによって終焉を迎える。


iPad(写真はiPad mini)


キーボードを使わずに、タッチパネル操作でインターネットを通じて提供されている各種サービスを利用できるタブレットは一気にキーボード付きのネットブックを過去の物に追いやってしまった。


だが、敢えて言おう。

「やっぱりキーボード必要だわ」

HTC EVO 3Dの白ROM運用、iPad mini、PC-TW708+モバイルルーターで外で使っていても思うんだが、ビュワーとか、単文入力ならiPad mini等のタブレット型でもいいと思うのよ。
だが、ちょっと纏まった文章(こういったブログ等)を書こうと思ったら、タッチパネルキーボードやフリックではしんどいのよ…ということが判った。
だから敢えて言おう。
キーボード復権の気概を!

なんだが、まあ2 in 1でいいんじゃね? と思うんだが………が……なかなか一般には普及しないですよねえ……。
Surfaceが尖兵としてがんばっていますが。


前置きが長いんだが、以前ネットブックWindows8入れたりしたら実用にはならないか? 8.1 Updateで7より軽量化されたっぽいし、という企画を思いついてやってみたのだが、そうこうしているうちにWindows10が出ることになったので、色々改装してやってみました的なレポートw
タイトルにはNEC PC-BL330編と打っているから他の機種もするのか? と思われる方もおられるかもしれませんが、残念ながらその予定はありませんw
手元に弾がないw
ただスペック情報とかをベースに同世代の機種の方は参考になるかもしれません。


2014年某月某日(既に記憶にないw)。
大阪日本橋中古ノート某ショップ。
PC-BL330V(OS完全消去済み)を購入。
9000円也。
スペック情報等は下記記事参照。

121ware.com > ノートPC > LaVie Light

ascii.jp

で、まあ何でこれなのか、というと……単純に店頭で見て綺麗だったんですよね………w
傷が少しあるぐらいで、キーボードも使用感がなく、液晶も劣化していなく、汚れもなかったんで……w
後、まあなんと言ってもNEC
Versa系も手に入れてSSD搭載にに改装して使えるようにしたこともあるんだけど、作りがいいのよね。
ThinkPadみたいに保守マニュアルが公開されているわけではないのだが、ある程度の「勘」でメンテナンスのあたりが付く、という感じで。
HDD搭載なんだが、まあいつものごとくSSDに載せ替えるのであまり気にしてなかったり。
その他にも以前ThinkPad 235に言及したようにこのくらいの「実用的なコンパクトノートPC」サイズが好きなのですよ。

bartonnikki.hatenablog.jp

というわけで、こいつを買って帰っていじり倒すことに。
もちろんお約束の、こういった改装は自己責任でお願いします。
後、作業前のバックアップは必ず行ってから始めましょう。

いつものお約束ですが、実際に行う場合はデジカメ、タブレットの類いを準備して1工程毎写真を撮りながら進めると後で楽になります。
特にネジの位置などを確認するのに大変役に立ちます。
(スマフォでもいいのですが、画面が大きい方が楽です)


今回準備したアイテムは、以下の二つ。

ADATAのmSATA SSD64GB SP310とmSATA SSD 50mm to ASUS SATA Mini PCIe 70mm 変換アダプタ 1年保証。
SP310は日本橋のPC 1'sさんにて、PCIe変換アダプタは密林さんにて購入しました。

A-DATA mSATA SSD ( 64GB SATA6G ) ASP310S3-64GM-C

A-DATA mSATA SSD ( 64GB SATA6G ) ASP310S3-64GM-C

mSATA SSD 50mm to ASUS SATA Mini PCIe 70mm 変換アダプタ 1年保証

mSATA SSD 50mm to ASUS SATA Mini PCIe 70mm 変換アダプタ 1年保証

なお、メモリーに関しては以前Windows8.1 Updateを導入する際にメモリーを1GB→2GBに増設済み。
その際にmSATA、もしくはmini PCI-eのスロットがあることを確認済みで、どうしてやろうか、と。
この二つが見た目では判別できないのよ……スロットが同じ形状なので。
データシートを見ても書いてないのでどちらかだな、という当たりを付けるしかない。
で、どこかのブログでmini PCI-eという記述があったので、変換アダプタがいるな、と。
SSDの容量が64GBというのは、テスト的に行うのでこれだけあれば充分かな、と。
メーカーも他社の64GBの入手が難しかったので、取り敢えずA-DATAを使用しました。

なお、当初搭載されていた2.5inch HDDを2.5inch SSDに載せ替えるということは既にやっていたり。
これは難易度が低いので普通にHDDをSSDに載せ替えるには、こちらの方がお奨めです。


が………まあだって、このブログですもん。
そんな普通の事しても面白くないでしょw

というわけで、内蔵スロットを活用してみる、ということで進めます。
mSATASSDを箱から出してみました。
小さいですね。

それを変換アダプタにこう付けます。

そして変換アダプタに付いていたネジで固定。

続いて本体をばらします。
まずはバッテリーを取り外します。

そして向かって左側上部のネジ2本を外します。
ここがHDDの接続場所です。

ネジを外した後、HDDを包んでいるフィルムに取っ手が付いているので、それを引き出してHDDをゆっくり抜きます。

2.5inch HDDをSSDに交換を実施する人は、ここでHDDのフィルムを外して、2.5inchのSSDにフィルムを巻いて元通り差し込んで、リカバリー、新規セットアップ等を行えばそのまま使用できます。
なお、PC-BL330VのHDDスロットが9.5mmの厚さで作成されているので、最近のSSDは7.5mmの厚さの物が多いので、それは変換アダプタを使う、もしくは巧く調整して入れるとかの工夫が必要です。

続いてパームレストの裏側のネジ4つを外します。

ひっくり返して液晶を開き、キーボード上部の電源スイッチがあるカバーを右側にずらします。
左側からマイナスドライバー等を差し込んで軽く浮かせる感じでずらして外します。

キーボードを外します。
キーボードを手前側に倒して、挟んであるフィルムコネクタを外します。

外すとこんな感じになります。
続いて無線LANアダプターを外します。
アンテナ線が2本(白と黒)を外して、ネジを2本外します。
その後無線LANアダプターを外します。
なお、その右の黒いフィルムが貼ってある場所が2.5inch SATA HDDの収納の場所です。

パームレストを外します。
見えるネジ、接続されているフィルムケーブル等を全部外して、軽くずらして取り外します。
同時に液晶モニターと接続されているケーブルも抜いて、固定させているネジも外して、液晶モニターも外します。

本体からマザーボードを外します。
その際スピーカーケーブルを抜くのを忘れないようにしてください。

続いてマザーボードを裏返します。
右側にCPU FAN、メモリー、左上真ん中辺りに2.5inch SATA HDD接続コネクタ、黒い長方形のフィルムが貼ってある場所がmini PCI-eもしくはmSATA接続コネクタです。

増設メモリーはBUFFALOのMV-D2/N667-2Gを使用しました。
PC2-5300(DDR2-667)規格のS.O.DIMMです。
何故これを使用したのかは今ではよく覚えてないのですが、確か別のPCに使う予定だったのですが使用できなかったため、この当時のAtomの上限が2GBまでだから付くだろう、と思って付けてみました。
他にも同時期の上位機のPC-BL530/WHが2GB搭載なので行けるだろう、という理由で付けてみると、認識して動作しました。

BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC2-5300(DDR2-667) 2GB MV-D2/N667-2G

BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC2-5300(DDR2-667) 2GB MV-D2/N667-2G

そしてこんな風に親子亀になっているmSATA SSD+mini PCI-e変換アダプタを差し込んで……

と思ってもうまく固定されなかったので、スロットに差し込んだ後、ビニールテープで固定してみました。


後はばらした手順とは逆順に組み立てていきます。
デジカメやタブレットに撮った写真を見ながら作業を行いましょう。

組み立て終わった後はバッテリーは接続しないで、電源ケーブルのみ繋いで電源を入れます。
そうすると「NEC」のロゴが出てくるので「F2」キーを押してBIOS表示に入ります。


………が、「セットアップ画面を表示します」のまま進まねえ……
…………!!


電源ケーブルを抜いて、電源が落ちた後再度バラシを敢行。
mini PCI-e変換アダプタからmSATA SSDを外してコネクタに直付けを行い、再度組み立て。
そして再度BIOS表示を実施。
(急いでばらしたので写真取り忘れましたw)

認識されました。
内蔵コネクタはmini PCI-eではなく、mSATAということでした。
つまり変換アダプタはいりませんでしたねw


この後は外付けDVDドライブを使用して、Windows10 IP版を焼いたDVD-ROMからインストールを行います。
(USBメモリーでセットアップされる方は、USBメモリーから起動させてインストールを行います)


セットアップ完了!!

まあ………Windows10は問題なく動いているんですが……敢えてNetbookを甦らせる理由ってあるか……? ということを考えてみようと思う。



まず、メモリーの交換、HDD→SSD(2.5inch/mSATA)への換装。
これは少なくとも効果ありなので、今後もNetbookを継続して使用する人は、初期から入っているWindows7 Starterの人にも恩恵があるので、実施してもいいんじゃないかなあ、と思う。
メモリーは先程挙げたMV-D2/N667-2Gでもいいですし、PC2-5300(DDR2-667)規格のS.O.DIMMの2GBで換装するのがお奨めです。
SSDは今回mSATAを採用していますが、2.5inchサイズの方が手間は格段に減ります。
で、どこのを買えばいいんだよー、という方には、俺としてのお奨めはintel東芝SanDisk、Crucial辺りが鉄板なのでお奨めです。
以前Windows8.1 Updateをインストールする際にはA-DATAのSP600(2.5inch 厚さ:7.5mm)を使用してインストールが出来たのですが、ある日から認識しなくなり、X201sにUSB-SATA変換ケーブルで接続してみると認識はするのですが、PC-BL330では認識しないという状態に。
そこで販売店に持ち込んで動作確認をしてもらったのですが、正常に認識するので、店員さんと話し合った結果「相性」という結論に落ち着きました。
相性なんて久しぶりだなあ……ここ最近パーツの成熟化が進み、相性問題なんてなかなか出なかったのですが、こういう事例も希にある、ということで。
そういうことで、俺は鉄板メーカーを買うことをお奨めします。
容量に関してはお好きなのを、と。
最近では2.5inchサイズで240GB程度で¥13000~16000ぐらいになったので、そのサイズがコストパフォーマンス的にも、心理的な余裕としてもお奨めです。
もっとも128GBでも使いようによっては困ることはないと思います。
最近では128GBで¥10000割れなんで、それでもいいかなあ、という気もします。

SanDisk SSD UltraII 240GB 2.5インチ [国内正規品]メーカー3年保証付 SDSSDHII-240G-J25

SanDisk SSD UltraII 240GB 2.5インチ [国内正規品]メーカー3年保証付 SDSSDHII-240G-J25

mSATAもないことはないのですが、2.5inchサイズと比較するとやや選択肢も限られます。

SanDisk mSATA SSD UltraII 256GB [国内正規品]メーカー3年保証付 SDMSATA-256G-G25

SanDisk mSATA SSD UltraII 256GB [国内正規品]メーカー3年保証付 SDMSATA-256G-G25

後、SSDの信頼性について聞かれることがあるのですが、「まあ…バックアップ取ろうよ」とw
Windows8以降、ファイル履歴を使用してバックアップが取れるので、外付けUSB接続HDDやNASにバックアップを取っていった方がいいのではないか、と。
もしくは市販ソフトのAcronisのとか。

True Image 2015 for PC and Mac - 3PC

True Image 2015 for PC and Mac - 3PC

SSD導入環境に限らず、HDD環境でも外部システムにバックアップを取ることをお奨めします。
(個人的にはファイル履歴から戻す方法を探していたりする……)


さて、今回HDD→mSATA SSDに換装したのですが、そのメリットって何、ということですが、まず挙げられるのがSSD採用による物理的な軽量化です。
記憶装置それぞれの重量を比較してみました。
なお、2.5inchのSATAのHDDが見つからなかったので、代用の参考品として2.5inch E-IDE HDDを挙げています。

2.5inch E-IDE HDD 97g

2.5inch SATA SSD 48g

mSATA SSD 7g


……圧倒的な差がありますね。
HDDは内部が動作する駆動部品なので、どうしても部品点数が増えるのである程度の重量になります。
それに対してSSDはチップと外装のみなので、その差が出てしまいますね。
約100g近い差がありますので、ACアダプター、もしくはモバイルルーター等の重量ぐらいの差が出ます。
消費電力に関しては試してもないし、ワットメーター等を持っていないので計測していないのですが、SSDによる駆動部の減少により省電力化も期待できると思われます。


では次にOSは何を使うか?
ちょっとこれを考えてみようと思います。


元々入っているWindows7 Starterを使用する場合:
この場合だとメモリー増設とSSD化をすれば、既存と同じ環境を引き継いだ高速化、ということになりますね。
ただ、Starterの制限である「壁紙が変更できない」「アプリケーションの起動は3つまで」等という制限から逃れられません。


Windows8.1 Updateを使用する場合:
以前Windows8.1 Updateを入れてみましたw
壁紙ももちろん変更できます。
変更してみましたw
アプリケーションも4つ以上起動できます。

うーん……ただこれはOSのライセンス購入が掛かります。
後、既存のインストールされているソフトの移行、動作確認が必要になります。
それから、2015年7月29日よりWindows10へのアップグレードパスが1年間開かれている今、8.1 Updateを今更入れるのもなあ……という気はします。


Windows10 Homeを使用する場合:
2015年7月29日よりWindows10へのアップグレードパスが1年間開かれていて、予約してダウンロード可能になってアップグレードを行えば、7 Starter→10 Homeにアップグレードされます。
アップグレードを行うと、先述のStarterの制限が外され、「壁紙の変更」「アプリケーションの4つ以上の起動」が可能になります。
後、既存のインストールされているソフトの移行、動作確認が必要になります。


こうして列挙してみると、Windows10にアップグレード、もしくはクリーンインストールするのが一番手堅いのかな、という気もします。
(まだ様々なバグフィクスが出ているので、様子見は必要ですが)
ただ、今から2009年10月頃のモデルにこれから投資して使うというのは……というのも悩みもあるかもしれません。
SSDとメモリーで合計¥15000ぐらいつぎ込んだとしても……倍額かそれ以上出せば最新のWindows8.1 Updateタブレット(機種によってはOffice2013付き)が買えちゃう、という現実。
Windowsタブレットを買った場合、それにキーボードを買うことを考えると……と考えるとどうなのかなあ、と。

bartonnikki.hatenablog.jp


ただ最初に書いたように「やっぱりキーボード欲しいよなあ…」ということになるとこの機種は悪くないんですよね。
タブレットじゃあ長文打つのしんどいし、打ちにくいからクラムシェル型のノートとして、という点を考えると……悪くはないんだけど、決定打がなあ…と。
何故こんなに歯切れが悪いのか、というと、解像度が1024×600なんですよね……上位機種のBL550の1366×768並にあれば……と。
Windowsタブレットの解像度が1280×800(一部機種で1920×1080)という解像度を要している今、やはり見劣りはするよなあ…と。
実際には1024×600がWindows10の動作環境の最低ラインですから、クリアしているんですけどね。
反面、クラムシェル型のノートがタブレットに対して優れている点というのがありまして、

・閉じた状態で液晶画面を保護できる
液晶モニターとキーボードが一体となっているので、電車の揺れ等で液晶とキーボードが分かれることがない

というところでクラムシェル型のメリットがあるわけでして。
そういう意味でタブレット型+キーボードよりメリットがあると思うのですよ。

テキスト打ちに特化したポメラでは物足りない、ちょっとだけ画像も扱いたい、いつものソフトが使える手軽な持ち運べるWindows PCが欲しい、という人には悪くないとは思います。
けど、現在まで継続して使っている人はバッテリーの劣化が、と。
その交換を考えると、うーん……と。
そういう意味でこのアップグレードは、これからも使っていく人向けか、それとも思い切って新機種に移行する人かで分かれる内容ですね。


で、今回この改装をやっていてふと思ったのですが、「実はNECはこのモデルでSSDモデルの投入を考えていたのではないか?」と思いました。
理由はもちろん、今回の交換に使用したあの内部のmSATAコネクタ
2009年頃というと、まだSSDがHDDと比較して高価な物であり、一般的でなかったので実現しなかったのではないか、と。
特にmSATA自身まだ珍しい存在でしたからね。
今となっては真相は判りませんが、ちょっとそんなことを思ったり。


他にもちょっと思うことがあったりしているので、長いのでその2を作成中ですw