Bartonの日記+c

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川崎重工設立120周年記念の三式戦闘機「飛燕」復元を見てきました

神戸で川崎重工設立120周年記念で、三式戦闘機「飛燕」の復元展示がされているので、行ってきました。

川崎重工公式:

www.khi.co.jp

産経新聞の記事:

www.sankei.com

どっちかというと、零式艦上戦闘機紫電改とかの方が名前としてはメジャーな感がしますが(紫電改は戦後マンガでもありましたしね)、飛燕は名前ぐらいは聞いたことはあるわけで。
むしろ最近では某ゲームの影響で烈風、天山、彗星、瑞雲、彩雲とか……w
何をやっているかはもう御察しくださいw
せっかくだから、近所だし見に行ってみようか、ということで行ってみました。
なかなか休みが合わなくて、終盤になってしまったのが残念。

某ゲームの提督の皆さんからすると「……なんだ、陸軍機かよ……」と思ったら、食いつきはいいようで。
というか、やはり詳しい方がおられるようで。
現時点で一式陸攻には世話になっていますしねw
詳しい解説が識りたい方は、こちらのまとめを読んだ方がいいかもー。

kantama.net


というわけで、俺は取り敢えず撮ってきた写真を貼っていきますね。


三ノ宮駅からポートライナーに乗って、ポートターミナルに向かいます。
途中、サンテレビの広告があったので撮りましたw

今回のプロジェクトの目的や、川崎重工のあゆみなどの解説が。

もう日本のインフラ産業の要企業、という感じですね。


復元図とか。

さて、いよいよ復元された飛燕の画像です。

向かって左側にカワサキバイクNINJAが設置してありました。

メーカー繋がり以外、何の関係が……と思われるかもしれませんが、それはまた後ほど。


飛燕のコックピットモデルです。
ちなみにこの状態だと、操縦桿の左側のボタンが機能して通信可能状態とか。
見ていると近くにいたお爺さんが教えてくれました。

そして、カバーから赤いボタンを露わにさせた状態が射撃可能状態とか。
(先述のお爺さん談)

「せっかくこれ見ているんだから座ってみなきゃあ」
と言われたので、座ってみたw
結構狭かったです。

DB603過給器。

配電盤と防弾板。

ハ140発動機。
もうこの辺になると俺には何が何だかよく判りません。
取り敢えず、何か判らんけど凄い、としか言いようがないわけで。

後方から。
このアングルで見る機体のかっこよさっていうのはありますよね。
カッコいい機械、機体っていうのはこの斜め後ろから見た時に見るかっこよさにあると思うんですよ。

次は上から見てみましょう。

大和ミュージアムにあった六十二型とは違った良さがありますよね。
プロペラより後ろがスリムになっていて、空気抵抗を考えて作ってある感じがします。


そして展示場に一緒にあった750TURBO。

750turbo過給器。

そう、戦前から造っていた過給器の技術は今もなお引き継がれているのです。


ちなみに飛燕の過給器の復元作業の説明パネルもあるのですが、是非ともこれは現地に行って読んで頂きたい。
思わず「うわーー……!!」って思うような内容でした。
この復元にかけた技術者達の熱い思いが詰まっています。


また同時に展示されていたNINJAですけど、やっぱりカッコいいですよねえ。
カワサキバイクは、よくインターネットの掲示板wで「カワサキか…」とネタにされていますけど、けど、バイクに詳しくない俺でも街中で見たら「カワサキだ!」って判るくらいカッコいいなあ、と思うんですよ。
もうこの今にでも走り出しそうなエッジの効いたデザイン。
いいですねえ。



11月3日(木)までと残り期間が少ないですが、もし行ける余裕があるようでしたら行ってみることをお奨めします。


おまけ:
帰りに飲んだジュースw

神戸市内を臨む。
もう少し晴れていたらなあ……。

アイスおいしかったですw

Let's note CF-RZ6をちょっとだけ見てきました

阪急梅田駅にて、パナソニックのLet's noteの新型の展示が行われていたので見てきました。

RZ6、相変わらず小さく軽いなあ-、という感じで。
持っても重さをほとんど感じません。
本当、いい時代になったねえ……。

向かって右側は、手前からUSB3.0×2、LANポート、SDカードスロット、HDMI、そして電源コネクタ

左側は、手前から電源スイッチ、音量ボタン、USB3.0×1、ヘッドセット端子、RGB、セキュリティロック。

後、モニターがタッチパネルになっているので、手で触って操作もできます。
マウスカーソル動かすのに手元のタッチパッドを触らずに、モニターいじっちゃいましたw
最近iPad mini、PC-TW708、Zenfone2 Leaserとかをいじっているので、ついw
もう今後のPCモニターは低価格機はともかく、タッチパネル搭載機に順次なっていくでしょうね。
それとも一括発注になって、タッチパネルが標準搭載になってしまうか。
今後タッチパネルは、もうマウスなどのポインティングデバイスと同じくらい重要なインターフェイスになっていくと思います。


もう最近では何でもコスト削減、と言ってRGBを廃したりする傾向が最近ではありますが、最新型なのに追加機器無しで、従来からの端子をきちんと装備しているのがすばらしい。
それが汎用性であり、ビジネス機として重宝されているんでしょうね。
だからビジネスノートシェアナンバー1に繋がったのでしょう。
周辺機器だって常に最新版が使えるわけでもないですし。
ビジネス機を標榜するThinkPadを製造している某L社には夏の海遊びもいいけど、この点は見習って欲しいですよね。

キーボードは見ての通りアイソレーションタイプ。
もうこの動きは世界的にそういう流れなんでしょうね……。
けど、光学ドライブ搭載のLX、SZ等は普通のメンブレン(パンタグラフ?)式を採用していますが、RZ、MXはアイソレーション……2系統に分けているのは、需要を見るためかしらん?
後、この記事書いている途中でカタログを見ていて気がついたのですが、Fnキー2ヶ所付いているんですね…左端と、カーソルキーの隣と。
これは気がつかなかった。


ただいかんせん、アダプターがなあー……今回も統一されているわけでなく、SZとLX、RZとMXは共通化されたものの、全機種共通にならなかったのかしらん、と。
それとも共通のミニアダプターCF-AAA001ASを買ってね、という事かしらん?
今回もらった総合カタログを見たらそんな感じでした。
この辺が今ひとつよく判らない件。
それと、今回の機種ではUSB Type-Cがないのは…やはりまだ様子見なのかしらん。
いずれは載せてくるでしょうけどね…まだどこも様子見感強いですし。


そして、この薄さでバッテリーの取り外しが出来る点がすばらしい。
もう最近ではバッテリー一体成形の機種が多い中、ユーザーが取り外しして交換出来るのがありがたい。
バッテリーリコールがあった時に本体ごとサポートに送るということは避けられますからね。
なお、今回もらったパンフレットと一緒に、旧製品のバッテリーリコール機種一覧も入っていました。
こういうサポート姿勢、大事ですよね。
該当機種の方は確認されることをお奨めします。

askpc.panasonic.co.jp


隣にあったSZ6。

コンパニオンのおねーさんが「タイピングゲームがあるんですけど、やっていきませんか? 記念品もらえますよ」と言われるので、せっかくだからやってみることに。
記念品よりも、RZ6のキータッチが識りたい。


というわけで、早速やってみる。
まあ……まさか初級を選ぶわけにも行かないよな……wというわけで中級。
上級でもと思ったけど、どんな内容か判らないので様子見ということで。


………いえーい、2位w
(まだ3人しかしてなかったけどなw)
実際打ってみてどうよ、と言われると、誤タイプが何回かありました。
後、やはりいつものより打ちにくい、というのがありましたね……まあこればっかりは仕方が無い。
↓いつものw

けどまあ幅も充分とれているので、1時間ほど打ちまくれば慣れるかな、という感じで。
そんなに問題になることはないか、と。


ただ…やっぱりLet'sの最大の敵は……やっぱりこれかなあ……w

性能、使い勝手、バッテリー持ち時間、言うことなし!!
太鼓判付けて推せます!!

だが……法人でも個人でも…経理や財務省(意味深)の認可が……とw
問答無用で導入出来るだけの予算が欲しいですよねw


そして、Let's noteの工場見学(VR)もあったので試してました。

空から工場に降りていくような視点で進んでいきます。
思わず、「おおーっ!!」とか言いながら見ていたと思うので、端から見るとちょっと不審者感があるかもw
約2分でしたけど、結構面白かったです。


しかし、いい時代になったよなあ……1kg未満、若しくは1kg超のノートPCが10時間越えの運用が出来る時代になっただなんて……。
ちょっと前までは3時間超えてから長時間運用と言っていたのに……。



簡単ですけど、ちょっと見てきました的なレポ。
他にも色々ネタはあるけど、片付けやすかったものから順次w

HDL2-AH4.0(NAS)のHDDを交換してみましたのちょっと続きとか関連する話とかHDDやNASに関連するお話

先日書きました「HDL2-AH4.0(NAS)のHDDを交換してみました」について、

bartonnikki.hatenablog.jp

文中でご紹介させていただいた竹田様よりご連絡がありまして。
その中で、WD20EZRXを使用した交換の記事を教えていただきましたので、ご紹介を。

www.4682.info

4ヶ月ほど前、内蔵HDDを中古の東芝 DT01ABA200Vと新品のWestern Digital WD20EZRXという構成に交換していましたが、今回意外なことに新品のほうのWD20EZRXが壊れました。たった3ヶ月ちょっとで。

まあHDDっていうのは壊れるときには壊れますからねえ……。
新品でも数か月で壊れるものもあれば、5年以上使っていても壊れないものがありますからねえ……個体差や環境によるとはいえ、
RMAで交換対応されていました。
よくバルク品ではないパッケージ品のRMA対応がありますので、RMAとはどういった内容か調べてみました。


RMAと何かの説明はこちら。

e-words.jp

返品保証のことだったのか(実は意味をよく知らなかったw)。
修理か何かの保証であることは知ってはいたんだが、実際使う機会が無く、まあ、何かの保証なのか、と。


では実際にRMAを行われた方の実例をご紹介。

www.importnavi.net

個人輸入・海外通販・代行方法さんのまとめです。
実際にWestern Digitalの故障したハードディスクをRMA保証で交換された手順が載っています。
Webでの申込の方法、手順も画像が多く、大変判りやすいので、RMAの対応はどうすればいいのか、というのが判ります。
ということで、ご紹介させていただきます。
RMAって利用したことがないので、勉強になりました。
後、国際便なんて使う機会が無いので、こうなっているんだなあ、と。
HDDはいつも壊れたら、手続きやレシートを持って店に行くのも面倒だから交換するか、と新調していたからなあ……。
交換するぐらいの時期には値段も安くなって容量増えるし、性能も上がるし、で。


Western Digital 製ハードディスクのRMA保証を利用する方法 - maruko2 Note.

maruko2 NoteさんのWestern Digital 製ハードディスクのRMA保証を利用する方法です。
こちらはWebでの手順が画像付きで判りやすく書いてあり、この手順に従って行けばいいのではないかと思います。


上記お二人ともともWestern Digital製品ですが、他のメーカー(Seagate等)もRMA対応であればこのような手順があるのでしょうねえ…。
けど、HDDの場合、RAID組んでいるとか、業務用に組み込んだとかそういう事情でも無い限り、同型でないといけないというわけではなく、新製品に置き換えてもいいんじゃあないか、と思うんですよねえ…。
まあ、使わなければならなくなった場合の方法、ということで知っておいて損はないと思います。



さて、前回NASのHDDの交換に使用したWestern Digital社のHDDに関連する記事の紹介。
何故、NAS用HDDのラベルがなのか、とか、そのラベルの色の違いとか。
大変判りやすい記事ですので、興味のある方は読んでみることをお奨めします。
俺も昔はラベルに違いなんて無いだろ、使っている部品などがちょっと違うだけなんじゃないのか、と思ってたのですけど、こうして読むと結構違いがあるのですね。
個人用には青か黒を買えばいいのか……けど、大体HGST東芝を買っているんだがw
次回からの検証レポートにも期待。

akiba-pc.watch.impress.co.jp



NAS導入に関するレビュー記事等を。

www.itmedia.co.jp

www.itmedia.co.jp

1ページ目にUSB HDD接続とNASの違いが判る図があるので、そこだけでも読む価値はあると思います。
何故この男がNASNASと言っているのか、とw

www.itmedia.co.jp


【清水理史の「イニシャルB」】 スマホから使うことにフォーカスした パーソナルクラウドストレージ「WD Cloud」 - INTERNET Watch Watch

このWDのWD Cloudは結構つぶしが利く感があるなあ。
使ってないんで判らないけど、各種クラウドサービスとの連携が気になる。
個人的にはOneDriveとのファイル連携が楽になるんだったら、これはありかなあ、と。


【清水理史の「イニシャルB」】 買う前にチェックしておきたいNASのキホン 人気3メーカーの特性の違いをチェックしよう - INTERNET Watch Watch

NASの3メーカーの特徴がよく判る一覧表があります。
そういった意味で判りやすくてありがたい。


もう現在ではマルチデバイス(一人で複数端末を利用すること)の状態が増えているので、バックアップやファイルの利用を考えるとNASの導入はした方がいいなあ、と思います。
OneDrive、Evernote等のオンラインストレージでいいじゃん、という声もありますけど、サービスがいつ変更になるか、終了するかなどを考えると、やはり自前でバックアップやファイル管理は出来るようにしておいた方がいいかなあ、と思います。
実際にOneDriveにも、Evernoteにも容量変更ありましたからね…。


「OneDrive」の無料容量削減は90日後より執行開始、Microsoftが対象ユーザーに宣告開始 -INTERNET Watch

news.mynavi.jp


そういう意味で、手元に置いてファイル管理が出来るNASっていうのは重要ではないか、と。
もう今では無線LANの利用がスマフォ・タブレットの後押しで当たり前の環境になり、それを考えるとPCにUSBケーブルで繋いでバックアップを~というより、自宅の無線LAN環境にNASを置いて、そこへ入ったら自動的にバックアップ、という方が楽だしねえ…。
手動でバックアップを行っていたら、忘れることもありますし。


そういうわけで、前回と今回の記事がNAS導入の一助や考慮等になれば幸いです。

HDL2-AH4.0(NAS)のHDDを交換してみました&RAIDとかについてあれこれ思う事

7月末頃。

なんかどこかのHDDから異音が聞こえるな……急にキュルキュルというような高音を何度か部屋の中で確認。
どう考えても、この音はHDDの異常音……壊れる前に聞こえるヤバい奴だ。
NASかなあ……と思いながらも、HDL2-AH4.0のメンテナンス画面を確認してみる。

が、RAID1で組まれているディスクは正常です、という表示があるので、まあ取り敢えずは大丈夫かな? と思いながら寝る。
一応交換用ディスクのことを考えないとな。


で、8月某日。
その日はやってきた。


・異常音発生
NASの状態を示す真ん中のLEDが普段は緑色なんだが、赤色に変更


なんかこれヤバいんじゃね?
とりあえず、アイ・オー・データのサイトからマニュアルPDFをダウンロードして、LEDの状況確認。
エクスプローラーからNASにアクセスしてもアクセス不能、というかドライブが認識されていない。
ブラウザにIPアドレスを入力して、設定画面を呼び出すが反応せず。

うーん……どうしたもんかいのう……。


とりあえず電源を落として、再起動。
片肺で機能するか確認。

NASの状態を示す真ん中のLEDと向かって左側のLEDが赤く点灯

マニュアルによるとディスク1が故障との事。
とりあえず安堵。
これがRAID基盤だと、データ復旧すら危うくなるわけで。
まあ、その場合でもRAIDのディスクのバックアップは、NASからUSBポートに外付けHDDで定期的にバックアップを取っているので、最悪そこから戻せばいいわけで。
とりあえずディスク交換で目途が付いたので安心。
アイ・オー・データにディスクの見積もり依頼を出して寝る。


数日後。
交換用ディスクの見積もりが届く。

2TB 26300円

念のために確認。
これ1台の値段ですよね? ということでお聞きしたら、1台分です、と。


メーカー保証1年分が付いて…とは言え、2TBのSATAのHDDがこの金額で、HDDの保証があるとはいえ、本体の保証期間(3年)はもう切れているわけで。
ちょっと足せば新しい本体買えますよ……アイ・オーさん……。
まあ、部品を初期時に購入して、大量に在庫を持っていて……ということを考えれば、この金額もやむなし、というのも判るんですけどね……。


そりゃあ24時間4年間も動かしていりゃあ、どこか不具合は出るわな。
動いてない時間があるにせよ、ずっと付けっぱなしみたいなものだしな。


というわけで、ディスク交換に関して検索を行う。
幸い一発で交換した事例が発見。

www.4682.info

竹田さんのはHDL2-A4.0だが、ウチのはHDL2-AH4.0と型番が異なるが、コンシュマー版と企業向け版の違いで、保証期間が1年か3年かの違いで、中身はほぼ同じ……のはずなので、参考になるはず。
というわけで、参考にさせていただき、ディスクを交換することに。
もちろんいつものお約束ですが、HDD交換を実施する場合は自己責任でお願いします。


というわけで、HDDを買いに行かないとなあ。
日本橋行かないと行けないなあ。
仕方が無い。
仕方が無い。


そしてお約束とも言えるPC1's。
さて、どのHDDに……とは言え、もう買うHDDは決まっている。

「せっかくだから、俺はこの赤のHDDを選ぶぜぇ!!」

www.wdc.com

大分前からWestern DigitalがHDDのブランド化をしていて、NAS用、TV録画用等幾つかの種類を打ち出していまして。
そこで、せっかくだから、というのと、アイ・オーの後継機種もWDの赤を搭載している、という記事をどこかで読んだことがあるので、採用することになりました。

www.itmedia.co.jp

www.itmedia.co.jp

後、アイ・オーさんはWDの販売パートナーになられた模様。

WDとアイ・オーは販売パートナーになりました | IODATA アイ・オー・データ機器

というわけで、竹田さんの記事にあった「Western Digital WD20EZRX」をPC1'sで探す……が、ない!!
店頭でふと気がついたのだが、「2015年1月22日」……1年前以上の記事じゃあないですか……そりゃあ、在庫無いわな…。
PCパーツ業界の回転を考えれば、1年前のHDDなんて新商品になっていても不思議じゃあないわけで。
これは完全に俺の確認ミス。
はて、、どうしたもんかいのう……。

とりあえず、店員さんと相談。
2TBとあっても、型番が違ったらプラッタ数(※中の記憶させる磁気円盤)も異なったりするから、セクタ数が同じとは限らないですねえ…とか云々。
RAIDって、ディスクを遅い方に合わせるから速いの入れても大丈夫じゃないですかねえ等々しばらく話した結果、やはりここはいつものごとく、「えいや!!」とばかり飛び込んでみるか、と。

WD20EFRX×2台購入。
9980円×2=19960円……想定されるデータ復旧に伴う精神的ダメージも大きいが、お財布的なダメージがw
皆さん、バックアップ用メディア貯金はしておきましょう。
本当これ大事。


さて、家に帰ってディスク交換作業。
まずはHDL2-AH4.0の電源を落として、LANケーブル・USBケーブル・電源ケーブルを抜いた後、机などの平たい作業場所に起きます。
(間違えてHDDを落としたりしないように、出来るだけ広い場所がいいです。)
背面の上の爪を軽く押して、上にずらします。

蓋を取って、壊れている方のディスクを抜きます。
これは既にディスクを抜いた画像です。
特に道具も要らず、ちょっと上に引く感じで抜けます。
入っていたHDDはSeagate製のST2000DL01でした。

取り敢えず、一旦これで正常動作するか片肺で起動させてみます。
問題なく起動して、管理用画面の確認とファイルが正常に残っていることを確認しました。
これで後はHDDを取り付けて、RAIDのリビルドを行えば完了です。

e-words.jp

また、RAID構成のハードディスクで1台が壊れた際に、新しいものに入れ替えて残りのディスクからデータを再構築・複写する作業のことをリビルドという。


続いて、HDDを固定している金具を取り外して、WD20EFRXに取り付けます。
これは金具を取り付ける前のHDDの姿です。

金具を取り付けたWD20EFRXを、HDL2-AH4.0に抜いた手順とは逆に差し込みます。

後はLANケーブルと電源ケーブルを挿して、電源を入れます。
起動し終えたら、メンテナンス画面を呼び出します。
後は自動的にリビルドに入ります。

リビルドには時間がかかるので、寝る前等に準備しておくといいかもしれません。
約5時間でミラーリングが終わりました。


続いて、再び電源を落としてケーブルを抜き、蓋を開けて今度は正常動作をしていた方のHDDを抜いて、HDDの固定金具をもう1台のWD20EFRXに取り付けて、HDL2-AH4.0本体に差し込み、蓋を閉じます。
何故ここで正常に稼働していたディスクまで交換するのかというと、RAID1はディスクを合わせて置いた方がいい、というのと、先に片方が壊れてしまったので、同じくらいの劣化が起きていると思われるので、一緒に交換しておきます。
壊れてから交換してもいいじゃないか、という人もおられますが、今回は合わせて替えておこうかな、と。
また障害発生時に対応するとなると面倒ですからね。
もう先に対応できることはしておいた方がいいわけで。
そしてリビルドに時間がかかるので、そのまま仕事へ。
帰ってくるとリビルドが完了していました。

これにて正常に動作させることができました。
現在問題なく動作しています。


本来、先述の竹田さんのように、セクタ長、回転数まできちんと確認した上で、HDDも同一型番に合わせた方がいいです。
何で今回それしなかったのかというと………もう疲れていてめんどくさかったんですよ(えー
一旦USB HDDケースに繋いで、フォーマットしてセクタ長を確認してやろう、と思って途中までしていたのですが、フォーマット段階で連続勤務の疲れで、「もうええわ! 待つのいやや!! なるようになんだろw」と。
ダメやったら新しいNAS買ってきて、HDL2-AH4.0バックアップ用の外付けHDDからデータ戻せばええねん、と。
(この記事全否定じゃあないですかw)


というわけで、こういう作業を行うときには疲労のない、落ち着いた精神状態の時にやりましょう。
本当に。
ですから皆さんは、きちんと確認した上で交換しましょう。


今回RAIDの交換作業をやってて思ったこと:

今回バックアップって難儀な状態になってきたなあ、と痛感しました。
RAID1でミラーリング+外付けHDDへのバックアップ、という体制をとっていますが、HDD飛んだら終わりじゃん、と。
RAIDを組んでいる場合は、内蔵HDDの片方を交換すれば済む(今回みたいに予防を兼ねて、交互に両方交換する)という手段がありますが、RAIDのバックアップが飛んだら、それはそれで新たなHDDが必要になるわけで。

RAIDコントローラーが壊れてしまった場合には、コントローラーの修理でメーカー修理になるので、その間PC・スマフォ等のバックアップ先がない状態で稼働させる、となるわけで。
そういうことを考えたら、NASを2機掛けにしてバックアップの冗長化か、と。
そうなると、コストがかかるなあ、と


それと交換用のHDDの手配。
出来れば同一メーカー、同一型番・製造ロットで合わせておいた方がいいのですが、この昨今ではIT部品の更新が早く、特にHDDなんかは半年から1年で新しいモデルに代わってしまうわけで。
そうなると購入時に交換用のHDDも手配しておかないといけないのではないか、と。
それで計算すると、RAID NAS+交換用HDD×2、となり、結構な額になるわけで。
そう考えると、どうしたもんかいのう…と。


そこで思うのが、RAIDの交換の際、HDDのサイズを大きくできないものかなあ、と。
どういうことかというと、


2TB×2(RAID1)で組んでいるNAS

HDD 1破損、要交換

4TB(HDD1)+2TB(HDD2)で起動して、HDD2(2TB)の内容をHDD2(4TB)に移動

2TB(HDD2)を外して、4TB(HDD2)を取り付けてリビルド

4TB×2(RAID1)で組んでいるNAS


という風に、初期のHDDとは異なるサイズになってもRAID構成をそのまま移行できないかな、と。
いい加減そういうシステムができてもいいと思うんですよ。
セクタで見ているから~、とかいうのは判るんですけど、そういうのからそろそろ解放されて、もっとバックアップをしやすくはならないものかな、と。
RAID1だからこれで済むけど、RAID5やそれ以上になると、……かなり面倒なことになりそうだ。
けど、もっとそういう意味でメンテナンスが楽になるようにならないものかなあ、と思うのです。

実際これを実現しようとしたら、NASのバックアップHDDやLTOにバックアップを取っておいて、新しいNASに繋げれば実現可能なんですけどねw
(バックアップHDDやLTOの内容を新しいNASにデータを送り込む)
俺が寡聞せいか、そんなことを思ったり。
そういう意味では、アイ・オー・データ機器やBuffaloのNASを買うよりか、QNAP、Synology等のNASを買って、好きなHDDのサイズを融通させた方が楽なのかもしれません。
けど、初期投資と手間がねえ……。

QNAP(キューナップ) TurboNAS 1.6GHzCPU 512MBメモリ 2ベイ 2年保証 多機能NAS TS-212P

QNAP(キューナップ) TurboNAS 1.6GHzCPU 512MBメモリ 2ベイ 2年保証 多機能NAS TS-212P


そしてバックアップも難しいよな、と思うのが、データの肥大化とバックアップメディアが追いついていない件というのが大きいなあ、と。
特に著しいのがデジカメ、動画等の高解像度化に伴ってファイルサイズがバンバン上がっているからねえ……。
デジカメ写真何で今じゃあ、スマフォ、コンデジ等問わずファイルサイズが1MB弱~4MB前後、と。
挙句の果て、デジカメだと枚数なんて無制限に撮れるようなものなので(CF/SDカードの上限があるとはいえ、100枚以上撮れるとなれば、フィルム時代とは比較にならない枚数になりますからね…)、1回の撮影で20~200枚なんてざらになるわけで。
単純に4MB×200枚=800MB、約1GB弱と。
PCのHDD/SSDともに青天井で、今じゃあ500GBのHDDが5000円ぐらいで買えるし、SSDなんて128GBで5000円前後だしねえ……それを個人ユーザーが使うレベルだからねえ……すごい時代になったものだ。
フロッピーディスク1枚1.44MBの時代にはこんなテラバイトなんてあったとしても何に使うんだ、一生使い切れないだろ、と思われていたのにねえ……。
CD-ROM 650(700)MBで大容量だ、といっていた時代はどこへやら……。
MO、Zipドライブ、Jazz、PD、HSディスク、MDドライブ……色々ありましたねえ……。


そして光学メディアへのバックアップとなると今ではブルーレイになるんだが、それでも最大100GBだしねえ……。
LTOといっても、業務向けはあるけど、一般向けに販売しているのを聞いたことがないなあ……ないわけじゃあないとは思うけど。
(これは俺が寡聞なだけかもしれない)
そういうわけで、HDDのバックアップをHDDで行う、という現状だしねえ……。
クラウドは、と言われると、TB級のバックアップとなると…というのもあるし、回線もね……それを考えると出来るだけローカルの方がいいなあ、とは思います。
けど、One Driveでも15GB→5GBに減ったとはいえ、GB単位で容量使える時代になったからねえ……。
最初15GB使っていいよ、とMSから提示されたとき、何こんなに置くの、と思ってはいたんだけど、今じゃあ15GBってすぐやね、と。


まあバックアップというのは、よくPCやスマフォ等の「本体」のバックアップは考えられるけど、その「バックアップ媒体のバックアップ」っていうのは余り多く語られませんからねえ…。
使っている方は、一度運用を考えてみられてはいかがでしょうか。

PC-TW708T1S使用感レポその5 色々とキーボードを比較してみた

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さて、PC-TW708T1Sを使い始めて早1年と5ヶ月。
色々キーボードを買ってみて、試してみたのでそのレポでも。


今までメインで使用していたのはBSKBB03WHなんだが、

どーにもこいつは……重い。
計ってみると、430g(単4乾電池2本+固定用に取り付けたマジックテープを含む)。

それと、テキスト打ちでは困らないんだが、かゆいところに手が届かない。
WindowsキーはMenuキーを押せばいいんだが、アプリケーションキーがないので、EXCELを使用する時に不便でして。
アプリケーションキーって何ぞ? と思われる方がおられましたら、日本語109配列の場合でしたら、スペースキーの右側の「カタカナひらがなローマ字」と印字されている右側の何かレポート用紙のようなキーを押してみてください。
それを押すと、右クリックと同じ働きをするわけでして。
Shift+F10でも同様の処理はできるのですが、やはり指2本より1つ押す方が早いでしょ、と。
後、PgUp/PgDnが機能しないのも。
その他にも展開するのに時間がかかる、というのがありまして。


まず取りだした後、タブレットを設置するための背中の支えを開きます。
(少しカバーが浮いているのは、マジックテープをつけているためです)

キーボードを展開。

支え板を右側に移動。

PC-TW708(タブレット)を設置。

電源オン(左脇にあるスイッチを入れます)後、ペアリング。


とこんな風に使用する準備が結構手間なのです。
まるで伊-401搭載の晴嵐のように。


で、他に手頃でいいキーボードはないもんかのう、ということでいくつか買ってみました。
基本的に


・ほぼ標準的な日本語キー配列
・実用的な小ささで、軽くて持ち運びしやすい
Bluetooth接続
・Enterキーの右側にキー配列がない
・バッテリーに関しては単3/4電池採用


という基準で選択してみました。
配列って結構重要でして、安物のキーボードだと、どうしてそこにキーを配置した、というケースが少なからずあるので、やはりそこは注意。
入力に差が出るという問題ではなく、ストレスの原因になりかねません。
今まで書いているようにThinkPadを選択している理由の一つは、キーボードの出来ですね。
今回はそこまでは求めませんが、やはりそれなりの物は欲しいな、と。
後、コンパクトさと軽さは重要でして。
サイズとしてはPC-TW708と同じぐらいがいいかなあ、と。
あまり大きいのは可搬性に難が出ますので。
BSKBB03WHなのですが、丈夫で打ちやすいのはいいのですが、重量が……ということでちょっと見直してみようかな、と。
最後のEnterキーの右側にキーがない、というのは結構重要なポイントでして、ここにHome、End、PgUp、PgDnを配置するメーカーが時々ありまして。


「なぜそこに配置したし」


と。
Enter押したつもりが、ページ移動だったりした日には目も当てられないわけで。
バッテリーに関しては内蔵式のものより、単3/4電池採用品を考えました。
バッテリー内蔵式の場合は切れてしまうと充電できる環境が必要ですが、電池式の場合だと交換で済むので、電池式の方が楽です。
またケーブル等を収納している中にエネループなどの充電式電池をマウスの交換用と一緒に入れているので、共通化できる方がいいので出来れば単4、若しくは単3でもコンビニ等で入手可能、というメリットがあります。
もっとも、最近ではモバイルバッテリーの普及もあり、充電式もありかな、と思わなくもないです。
ただ、電池式の方が交換すれば電池の劣化が避けられるという面があるので、電池式の方がアドバンテージがあると思います。


後、Bluetooth接続ですからスマフォ・iPad等の連携も……という視点もあるのですが、今回はWindowsタブレットだけで考えました。
スマフォ・iPad miniで長文打つようなことないし……という理由だったり。
接続した場合、英語キーボード認識になるのかな(確かiOSではそうなったと思います)、ということで入力が面倒なので、Windows専用として割り切ってます。


というわけで、以下のキーボードを試してみました。


まずはエレコムのTK-FBP013BK。

いやあ、小さい。
500mlのペットボトルと比較してみましょう。

重量は272g(単4乾電池2本含む)。

キーボード全体は小さいですが、キーサイズは充分です。
配列は基本的に日本語配列に準拠していて、「¥」マークぐらいが本来なら「PauseBreak」の位置にあるぐらいで。
「半角/全角」がEscの下ではなく隣に配置、という若干違う位置にありますが、そんなに大きく変わった配列ではないのであまり問題はないか、と。
ミニノートPC等では時々ある配列ですね。
後、Enterキー周囲のキーが若干幅狭く押し込められています。
かとってメインの上段2列目の数字キーと英字26文字はほぼキーサイズを均等に割り当てられてていて、タイピングにあまり支障は感じません。
このサイズだとキーが小さくて打ちにくいのでは? と思われる方もおられますが、意外と打ちやすいもので。
指を動かす幅があまり必要ないので、慣れればこの方が打ちやすいか、と。
そういう意味でこのサイズ、割と好きなんです。
かつて使用していた三菱AMiTY CNもほぼこのくらいのサイズでした。
Bluetooth接続で最大9台まで接続・切り替え可能、というのが謳い文句ですが、まあそんなに台数ないし……w
Amazonでの評価によると、繋がらないとかあるみたいで。
Bluetooth初期の2.0接続ですからねえ……色々相性があったものと思われます。
その他には、チャタリングが良く発生しているということですが、俺の環境では発生してないですねえ……どうもこれも運っぽいっ? と思っていたら、ちょっと時々発生しますね。
ちょっとこの点は何とかしてほしかったと思います。
電源スイッチ、ペアリング用のボタンは背面に付いています
背面スイッチだと切り忘れがあったりするので、作業後切り忘れないよう注意が必要です。
後、Amazonの評価にあったスイッチのOFF/ONがインジゲーターがないので忘れやすい、というのも同意します。
右上に「Connect/Battery」のLED表示があるので、そこを利用できなかったのかなあ、と。
Bluetooth接続に関しては、後で出てくる同社製のTK-FBP052を登録しているとうまくいかなかったので、事前に登録していたTK-FBP052を削除したらすぐに登録できました。
iPad miniやZenFone2 Leaserには繋いでないので、判らないです。
機能面でいくつか残念な点がありますが、一番肝心の文字入力という点に関しては充分に合格点を出せるキーボードだと思います。
後、背面に高さ調整の台座があるので、使う際に調整して使うとよいと思われます。


配列に関しては、世の中にはすごいキーボードもあるんですよ……キーボードにこだわっていた某PCメーカーが出したAdaptiveキーボードの配列が伝説的なまでに凄くて……。
どこのメーカーとは言いませんけどね……。

エエ、1世代で消えたアレですよ、アレ。
2014年のアレですよ……アレ。
配列の写真がありましたので、確認してみてください。

ykr.ykr414.com

www.itmedia.co.jp

開発にかかわったデザインチームの人たち、今はどうしているんでしょうねえ……。
次世代からキー配列も割と標準的な物に戻りましたし、タッチパッドの部分もクリックボタン復活しましたしねえ……。
4ページ目を読むと、マーケティングに頼って大事なものを削りまくりました、といういいプロジェクトの失敗例をひしひしと感じますね……。
声なき声、あって当たり前、というのがあるんですよね……。

pc.watch.impress.co.jp

鳴り物入りでの採用だったが、1年後に発表された第3世代では、大胆にも早速そのAdaptiveキーボードを廃止し、従来からの物理的な6列キーボードを復活させた。また、タッチパッド上部にあるトラックポイント用ボタンも独立したハードウェアボタンに戻った。

 現時点でキーボード変更の理由は不明だが、Adaptiveキーボードの評判があまり良くなかったのであろう。

こういうのをまさに「黒歴史」って言うんですね。
筐体も黒いですし(そろそろやめて差し上げろ)


閑話休題
某畜ペンのような所業をしてしまいましたね。
少し反省。



さて、続いてはこちら。
またもエレコムのTK-FBM023BK。

ELECOM Bluetooth メンブレン式キーボード 82キー Sサイズ ブラック TK-FBM023BK

ELECOM Bluetooth メンブレン式キーボード 82キー Sサイズ ブラック TK-FBM023BK

こちらは以前からXbox360にUSB接続で繋いで使用しているTK-FCM005BKのBluetooth対応版のようなもの。
箱○を買った際に、キーボード要るよな、場所を取らなくって、ほぼ標準的な日本語配列に近いのが欲しいな、ということで選びました。

USB接続版とは異なり、「NumLock/Caps lock/Scroll lock」の部分に「Connect/Battery」のインジゲーターがあります。
ただ問題は接続時とバッテリーが少量になってくると点滅するだけなので、通常は点灯していません。
接続できているかどうかは、キーを打ってみないと判りません。
こちらも電源スイッチ、ペアリング用のボタンは背面に付いています
やはり背面スイッチだと切り忘れがあったりするので、作業後切り忘れないよう注意が必要です。

重量は245g(単4乾電池2本を含む)。

サイズが大きくなっているのに、重量は軽くなっています。
打鍵感はTK-FBP013BKの方があります。
ただチャタリングは発生しないので、割と打ちやすいです。
キーサイズが少し大きくなったので、打ち間違いが少なくなるか…というと、TK-FBP013BKに比べてミスタイプをすることがちょっと多い気が。
キーそのものが軽いので、好みが分かれそうです。
この記事の大半はTK-FBP013BKで打ちました。
ただキー配列に関しては、ほぼ標準的な配列ですので、あまり悩むことはないかと思います。
その他の機能としては、Fnキーとファンクションキー(F1~F10)を組み合わせることによって、各種機能(音量の上げ下げ、メールソフト呼び出し等)が出来ます。
後、タブレット設置用にでかい組み合わせる板2枚が付いてきましたが、はっきり言ってでかくて邪魔です。
寧ろこういうのを付けるぐらいなら、本体にタブレットを固定する爪ユニットでも作ればいいのに…という残念感。
流石にそういう設計をするとコスト高になるからねえ……。
最近の製品って全体的にコスト削減、という色合いが強いですからね。

そこで、付属の羽の代わりにセリア(100円均一ショップ)で販売していたタブレット用の折り畳み台座(65g)を使っています。
消費税込みで108円也。

立てるとこんな感じです。

これがPC-TW708用のカバーと相性が良く、うまく差し込めて固定できます。
これはお勧めの一品。

4段階の角度調整が可能です。

しまう際には、こういう風に裏面にマウントさせると少し収納場所が少なくて済みます。

後、TK-FBM023BKもTK-FBP013BKと同じく背面に高さ調整の台座があるので、使う際に調整して使うとよいと思われます。


そして、3台目はエレコムのTK-FBP052。


これもキー配列としてはかな刻印なしの日本語キーボード配列に準拠していて、と思って買ってみたのですが……

なんじゃこりゃあ……

というわけで即効封印された代物ですw
ちょっと安かったんで、慌てて確認せずに買ってしまって大失敗、と。
英語配列でもいい、という人はおられるかもしれませんが、矢印キーの一列配置と、Enterキーの1段ずれが…というわけで。

ただ今までの2つと比較していい所もありまして。
まずは電源スイッチが表側にあり、切り忘れを防ぎやすくなっています。
またバッテリーのインジゲーターが付いており、バッテリー残量を確認しやすくなっています。
(ただし、通常は点灯してない模様)

TK-FBP013BKと並べてみました。
若干サイズが大きいです。

重量は193g(単3乾電池2本を含む)。

今回比較している3機種の中では一番軽量です。
キータッチそのものは悪くありませんでした。
けど、やっぱり矢印キーの配列をはじめとする右側の配列がが……。
後、TK-FBP013BKと同じく高さ調整の台座があるので、使う際に調整して使うとよいと思われます。
キー配列に特にこれといってこだわりがない、という方はいいかもしれません。
そういった意味で残念感溢れる製品でした。


で、今回エレコム製品ばかりで、「エレコム製品好きだよなー」と思われるかもしれませんが、そういうわけではないのです。


このサイズの日本語キーボードが他にねー!!


という理由の方が大きいのです。
各メーカーさんも海外メーカーの英語キーボードをパッケージだけ変えて販売、というケースが少なくないので、簡易に持ち運べる日本語配列キーボード、というものに至ってはなかなか見つかりにくいのですよ。
後、配列に関するこだわりもありますので。
ちょっと前までなら、キーボードでも日本設計、海外生産、という形で提供もありえたのですけど、今ではコスト削減、販売価格を下げるために英語キーボードで、というケースが少なからずあるわけで。
そうした中にも配列が酷いのも少なからずありましたからねえ……。
そういう意味でデフレって、そういう風にコストをかけて作る、というのを失わせてしまったとも言えるんえすよねえ…。
まあメーカー製パソコンでもコスト削減で真っ先に削られるのがキーボードとマウスなわけで……逆にReal Force、Happy Hacking Keyboardぐらいの値段を出すものじゃあないと、本格的なの作れないですからねえ…。
最近ではゲーミングPCでこだわりのキーボードを見ますが、やっぱりそれなりの値段(1万円以上)の金額を出すものだと、やっぱり打鍵感はいいです。
もっとも、ここで運用するようなモバイルで持ち運びには向いてないでしょうが。
LenovoTrackPointキーボードなんかは、ThinkPadの派生(キーボードの設計を使いまわす)だから若干安く浮くれるわけで。
そういう意味で、キーボード好きには受難の時代なのかもしれません。
半面、PC自身がコモディティ・低価格化し、ハイスペックの機種を長く使うより、ミドルレンジぐらいのと消耗品として組み合わせて使う方がコスト的に効率的、という風になっている現状の表れかもしれませんね……。


とはいえ、期待がないわけもなくもないわけでして。
最近注目しているのが、LG電子のスティック状になるLG製キーボードです。

akiba-pc.watch.impress.co.jp

お値段も11,800円(記事内)(税込12,744円)と結構するのですが、この発想はすごいな、と。
実機を触ってないので何とも言えないのですが、キーを保護して持ち歩きように収納できる、というこの発想は素晴らしいな、と。
しかし、何故Enterの右にキーを配列したし、と。
評価に関しては、実機を見てない・触ってないので何とも言えませんが、選択肢の一つして書いておきます。



結局今回紹介した3機種の内どれがいいのか、というと、TK-FBM023BKかなあ、と思います。
まず、本体そのものが軽い、というのが一番ですね。
後、チャタリングが発生しない、というのがありまして、やはりそこは結構重要かな、と。
他は及第点かなあ……と思いながらも、実際この記事を書くのに使用していますが、長文を打っていても疲れずに打てます。
どうせならあのバカでかい羽根ユニットを付けるくらいなら、キーボード保護のためのカバーとか付けてくれた方が嬉しかったかな、と。
(キーボード保護カバーが欲しいのはどの機種も共通ですが)

とはいえ、実用には十分でか価格も密林さんで2200円(2016/8/22現在)なので、購入しやすいか、と。
BSKBB03WHのポメラベースのキーボードで羽ギミックが付いて固定できる、というのは良かったのですが、やはり重量がね……。
重量と若干の我慢(PgUp/PgDnがない等)を我慢できるのなら、こっちの方がいいかなあ、と。
PC-TW708(カバー付き)が508gですので、重量を合計してみると、


BSKBB03WH……508g+430g=938g
TK-FBP013BK……508g+272g=780g
TK-FBM023BK……508g+245g=753g
TK-FBP052……508g+193g=701g


となります。
200g近く違いますね……確かに重量が違うなあ、と思いましたけど、こうして書いてみると、よく判りますね。
200gというと、スマフォ1台、モバイルルーター1台、モバイルバッテリー1台……そのくらいの差分ですね。
もちろんこの二つだけ持ち歩くわけではなく、モバイルルーター、マウス、電源コネクタ&ケーブル、SDカードリーダー、モバイルバッテリー等も一緒に持ち歩くので、その分を加味しても軽いに越したことはないわけで。
そう考えると、実用的な配列と軽さを考えて、と。
今回紹介した他にも軽くて配列もいいキーボードがあれば、選択肢として考えてみるといいかもしれません。
MSの折り畳みキーボードとかもいいんですけど、あれは充電式ですからねえ……。
バイルバッテリー持ち歩くんだから充電式でもいいやん、という意見もありかなあ、と思わなくもないです。
お値段ちょっとしますが、密林さんの評価見ていると、賛否分かれてますね…。
まあこちらも選択肢の一つに。

また、ウィンタブさんにてもいくつかキーボードを使用したレポートがありますので、こちらも参考にされたらいいと思います。
Bluetooth以外にもUSB接続のもレポートがあるので、選択の幅が大きく広がります。

win-tab.net

win-tab.net



というわけで、この記事を読まれた方のキーボード購入時の一助になれば幸いです。