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リーダー不在では日本は伸びない 福田首相に期待する“革新型イノベーション”(NBonline)

 日本の総合的な国際競争力は少しずつ確実に低下している、というのが私の見方だ。為替や株の相対的な軟調が、それを定量的に示していると言えるだろう。百歩譲っても、公的部門の経営力は、確実な下降傾向になって久しいことは明らかだ。 

 日本の競争力の低下を食い止めるためにも改革を止めるわけにはいかない。なぜならこの20年間に公的部門を中心に組織が“経年劣化”し、同時に指導層のモラルとマネジメント力が低下しているからだ。社会保険庁だけではない。すべての公的部門のモラルとマネジメント力は、約20年間ジワジワと低下し続けている。

何せ通算で6兆円の横領だもんな。
ひどいっていうレベルじゃねーぞぉっ!!
これはアサヒるとかトヨタるの流行の言い方したらどうなるんだ?
シャホる?
意味は、領収書をねつ造すること、自分たちの職場を必要以上のものを購入すること(マッサージ機とか)、めんどくさい仕事は他人に任せてさぼること(クレーム電話のために派遣社員を頼み、自分たちは仕事をしないこと)

 21世紀になって状況は大きく変わっている。かつての苦労を重ねた本当の意味で大きな経営者たちは今では80歳を超える世代になってしまった。その次の世代にも、もちろん優秀なリーダーの方もいるのだが、全体としては豊かな時代に苦労とか責任とかリスクとかの取り方が不十分なままリーダーのポジションを任された方が多い。

で、勘違いした老人が海外に行って、技術指導と称して日本の技術流出を招いているからな。
団塊の世代なんてその典型的な例だ。
いったい何を考えているんだ。
国賊どもが。

 技術開発プロジェクトの場合は分かりやすい。主記憶容量が50キロバイトしかなかった時代の1969年にアポロ計画を成功させたのは、平均年齢26歳の若い技術者集団だった。忘れてならないことは、彼ら若い人材に120%の能力を発揮させたのには飛びぬけて優秀なリーダーがいたということだ。
 
 世界最高峰のヨットレース「アメリカズカップ」の技術開発チームを編成した時に、少人数精鋭の設計チームを作った。エンパワーメントは必然だったので、平均年齢はアポロ計画と同じように約26歳だった。そして強力なリーダーは私だった。チーム編成から2カ月ぐらいたった頃だった。23歳のメンバーが言った。「全部のデータを先生に集中させよう」。

若い人の失敗はまだ取り返しがきくよ。
けど、それを老害が制限させている国、それが日本。
この間の自民党総裁選挙で強く感じた。