Bartonの日記+c

Bartonの日記のはてなブログ版。とりあえず書いてみるw ※当ブログサイトはアフィリエイト広告を利用しています。

「あるある告発本」は8ヶ月も前に出ていた(SAFTY JAPAN)

 本書には、この「にがりでダイエット」を筆頭に、「あるある」が流したウソを検証していく。

 「寒天でダイエットできる」という回は、寒天が品不足になるほどの寒天ブームを引き起こした。寒天には糖分や脂肪の吸収を阻止し、代謝を上げる働きがあるとした内容だ。しかし、著者の分析によると「栄養皆無の寒天を食べれば、その分他の食事を食べる量が減るのは当たり前。実質的な絶食と同じ」ということになる。

 「豆乳でダイエット」という回は、「大豆に含まれるサポニンが代謝を上げる」という内容だった。これも著者にかかると「腹に重くたまる豆乳を食前に飲めば、その分食事量が減るのが当たり前」と解説される。

 このような、科学的に効果が確認されていないものを「ダイエットに効く」というだけではなく、「あるある」は、科学の振りをした疑似科学、いわゆるニセ科学の領域にも踏み込んでいく。

な、なんだってーっ?!w
というか、寒天は判ったが、納豆はなあ………どう考えてもタンパク源だから、それで痩せる、というのはどうか、と思ってはいたが……

 インターネットではここ数年で動画を公開するサイトが急速に普及した。現状、各テレビ局は、動画サイトに対して強い警戒感を抱いている。番組を勝手にアップされるのは著作権法違反だが、膨大な数の動画がアップされる現状で、すべてをチェックし、削除要請を出すのはかなりの労力を要するからだ。

 一方、動画サイトには検証目的で、さまざまなテレビ番組の、疑問に思えるシーンもアップされている。しかし現状ではこれらも著作権法違反とされ、見つかれば削除の対象となる。

 わたしは著作権法を改正し、テレビ番組内容の真偽に関する検証に必要な映像は、不特定多数による動画サイトへのアップを合法化すべきと考える。問題の番組は、誰もがいつでも閲覧できる環境を作り、ネットにつながる人々皆が考え、自分の意見を表明する環境を作り、トータルの情報環境の中で、テレビ番組に自浄作用が働くようにすべきではないだろうか。

引用、というのをどこまで許すか、だね。
こうして文章とかでも説明する際に「引用部分」を判りやすくしておかないと、基本的にダメだしねえ。

 そもそも、テレビ番組の制作者には、「番組は電波と共に流れていってしまい、後には残らない」という意識がかなり強い。流れていってしまえば、残るのは視聴者の記憶の中のみ。多少のウソも流れていってしまうならば結果オーライというわけだ。

だよなあ。
あるあるの謝罪でも、たった5分かそこいらで終了。
垂れ流していれば許される、というものではなかろう。
ま、所詮それがカスゴミクオリティw
こうしてネット上に流してしまった場合には何らかの形として証拠が残ってしまう(web魚拓など)
んでもって、多くの人が検証して(ry となるから、ある種の自浄作用が働くわけで。
(もっともその祭りが悪い方向に行くケースもあるのだが)
新聞とかだと、あんまりにも多く「形」として残っているから、多くの人が検証できるけどね。
けど、記事訂正は1面に載っても下の片隅にちょろっとだけという、判りにくい場所にしか書かないけどね。

テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか

テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか