Bartonの日記+c

Bartonの日記のはてなブログ版。とりあえず書いてみるw ※当ブログサイトはアフィリエイト広告を利用しています。

「EMIは打つ手がなかった」――DRMフリー化と「CCCD」という無駄 そして日本は(IT media)

もうね、正直言って「どーでもいい」という感じがw
何かこれ読んでいると、「お客さんにとって何が一番いいのか」というのを考えさせられたり。
多分ジョブズはそれを読み取るのがうまい人なんだろうなあ、と思う。
技術的な部分では優れていても商売としては厳しいというアップルだが、何か危機説が出るたびにうまくすり抜けていっているのを見ていると、アップルってジョブズへの期待の個人商店じゃあないか、と思わないでもなかったり。
何かドキワクさせてくれるような、という感じの。
そういった意味でアップルを好きな人達の側面が見えたような気がする。
後、これだな。

 消費者が毎月コンテンツに支払える金額は決まっている。そして、ここ数年消費者の可処分所得が大幅に増えたわけではない。かつて間違いなく音楽は「お金を払って楽しむ娯楽の代表的存在」であったが、今は「お金を払って楽しむ娯楽のOne of them」に過ぎない。DRMの議論をする前にまずこのことを踏まえておく必要があるだろう。

今沈んでいっている業界、っていうのはこのことに気がついてないんだろうねえ。
新聞しかり、テレビしかり、雑誌しかり、だ。
昔は新聞を一社取るだけで一家の情報源はまとまっていたけど、今じゃあニュースなんてネットでいくらでも見放題だ。
故人曰く「一億総白痴化」と呼ばれたテレビだが、今じゃあテレビを見るよりネットをする時間の方が増えてきているのもあるわけで。
誰がスポンサーのために勝手に偏向・捏造されまくりの番組を見ようか。
雑誌にしてもレストラン・宿の予約なんかはネットの方が簡単に扱えて、情報もリアルタイム、場合によっては各種特典付きだ。
まあ全てをカバーできるわけではないが、メジャーどころはほぼ押さえられている、というのが現実になっているわけで。
じゃあ雑誌の存在意義って何? となってきている。
パソコン雑誌なんかもう次々と廃刊となってきているのを見て、編集者という職業はwebライターとブロガー紙一重になるんじゃあないか、と。
所属のバックボーンがあるかないかの違い、といった感じで。
そんなことも思わないでもなかったり。
そう言えば、この間livedoorのPJライターでそんな感じのネタがあったような気がするのだが。