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日本の情報収集活動はどこが抜けているのか(第3回)(SAFTY JAPAN)

スパイ防止法を絶対引かないと、まずいよ。

先日のヤマハ発動機の中国輸出事件がいい例ですが、あんなラジコンの無線ヘリであっても、軍事転用な技術というのはいくらでもあります。そうなれば、わざわざガードの固い防衛庁から技術を盗み出す必要もなく、一般企業から買えばいいわけです。

 いま狙われやすいのはバイオの関係の技術だと聞いています。これにしても、民間の会社や技術者が相手ならば、盗むのも簡単です。

 まず、社内でバイオの技術を持っている人を調べ、その人の家の近くに新しく部屋を借り、盗聴器を仕掛けておけば何とかなってしまいます。

 それが何千億円という市場になるのですから、情報収集活動も活発になってくるのは当然のこと。もちろん、これは中国に限った話ではありませんが……。

――大企業になれば、それなりに産業スパイに対して警戒をしているのではないでしょうか。

鍛冶:
 そこが問題なんです。例えばトヨタ自動車の技術を、中国の自動車メーカーが盗んだとしても、現実的にはたいした被害はありません。明らかに似たような車が登場しても、トヨタに言わせれば、「まだあんなものしかできないのか」という程度です。

 しかし、盗んだのが中国の情報機関であると、それがそのまま軍の情報として生かされてしまいます。そうなると、一般の目に触れない分だけ厄介です。

 トヨタにしてみれば、自分のマーケットが侵されたわけではないのですから、痛くもかゆくも感じません。ですから、警戒感もほとんどないといっていいでしょう。

 日本の警察の人も、そのへんの意識は低いですね。最近では、防衛庁の情報流出は摘発されるようになりましたが、大企業の技術情報を守るところまでは手が回らないようです。

 しかし、日本の先端技術が流出してしまったら、日本の富も失われてしまうということを、もう一度考えるべきです。

 とくに中国の場合は、国家機関が膨大な金を出して情報収集をしているのですから、日本の企業は警戒をしなくてはなりません。

トヨタの奥田会長、「別に盗まれても先を行けばいい」なんて言ってたけど、情報や技術の重要性が判ってないバカだからなあ。
確かに経団連のトップなんだが、俺に言わせるとバカ。
ここにあるように、軍の情報に生かす、ということもあるけど、それをベースに改良しまくって、基を上回るものを開発したり、特許とかで逆にオリジナルの方を追いつめていく、ということになるかもしれない。
こういった情報教育とか、セキュリティ教育が為されていないのがなあ。
まあ一番肝心なのは、想像力の欠如、やね。
可能な限りあらゆる事態を想定する、という。