遅くなりましたが、スマ勉ことスマートフォン勉強会に参加してきました。
スマートフォン勉強会というのは、
・ユーザーの生の声を開発者に伝えて生きたい
・新規ユーザーを増やしましょう
・プラットフォーム間をつなぎましょう
という目的で行われています。
まず最初はときとーさんのTwitterクライアントを紹介。
今まで使ったTwitterクライアントを紹介されました。
アドエスではちーたんを使っていたのですが、PC上ではブラウザで使用していた私から見ると、目から鱗、そんなにツールがあるとは思ってみませんでした。
43種類のTwitterクライアントの説明。
環境と使った感想を一言ずつ。
圧倒的にiPhoneのが多く、TwitterとiPhoneは相性がいいのかしらん、と思ったり。
私から見ると、四六時中呟くこと無いので、別に一言二言呟ければいいや、ということでブラウザでいいじゃん、と。
そんなわけで、当時追っていったメモを載せておきます。
全部追っていくのがしんどくて、結構いくつか抜け落ちました。
申し訳ない。
Windows向け
Tween
ヘビーユーザ向けのクライアント
設定がわかりやすく性能的にも使いやすいラーメン大陸
仕事中にこっそりしたい人向け
小さいところにテキストを記入
WM編
ちーたん
ボタンが押しにくい
Flutter
デザインがかっこいい
一画面に載せられる情報量が少ないAzurea
シンプルですばやい
Tweetie
$2.99
普通のクライアント
Twieetie2
$2.99
リロードのしやすさ、見易さ
NatsuLion
無料
複数リプライが楽
Twittelator Pro
$4.99
Osfoora
$1.79
インターフェイスが独特
TweetMe
無料
若干重い
TwitBird/TwitBird Premium/TwitBird Pro
とにかく色々違いがあるらしいTweetDeck
無料
よく固まる
Twiltr
$0.99
鳥がかわいい
Simply
$1.99
Tweetings
$2.99
使いやすい
TweetTime
$1.99
普通です
Tappit
無料
たくさんあるテーマの中から背景を選んで、文字の色を変えることも可能
Icebird
$3.99
人のつぶやきをストーキングするような特化したアプリ
Twit-Notify
$0.99
取得が遅い
UIエラーが出る
Twii
$0.99
つぶやき専門
わかりやすい
けど、謎のエラーが出る
鳥がかわいい
TweetFiooter
無料
フッターつきのツイートが出来る
ツイート専用アプリ
つぶせん
定型文を登録してつぶやくことが出来る
でも広告が出る
見た目がおしゃれ
Tweeter
無料
フッターがつけられる
FastMemo
$0.99
FastBird
$0.99
つぶやき専用
Calolog
無料
つぶやき専用
食べたもののカロリーを自動的に計算してつぶやいてくれる
トレンドなう!
$3.99
有料版、無料版あり
しかし、良くこれだけ全部試されたんだなあ、と。
すごいなあ、と。
私なんか一旦プラットフォームを決めちゃうと、よっぽどのことがない限り変更は考えない人間なので、ここまでチェックする、というのは本当すごいなあ、と思いました。
続いて、第2セッションWindowsMobileでのTwitterのはじめかた。
tmytさんの場合ということで、tmytさんがWindows Mobileでの快適に動くソフトの作り方を説明されました。
Azureaの紹介
WindowsMobileでの快適に動くソフト
とりあえず登録をする
↓
端末を買う
↓
とりあえずAPI仕様書を読む
↓
とりあえずクライアントを書く
↓
快適
まあプログラマー的にはこれで正しいのですが、プログラマーではない私から見るとすげえ才能だと。
私はせいぜいバッチ作るのが精一杯です、ゑゑ。
休憩の後、「iPhoneとWEBを使って紙を排除する」という前田寛文さんの実例です。
まず、PDF読みおたくになった過程を説明されて、
iPhoneで資料を読む
PDFファイルをGoodReaderで閲覧ファイルをPCで作成
↓
webにファイルを取得
↓
WiFiでGoodReaderに転送
↓
閲覧
ということを説明されました。
確かにPDF化できたら便利かなあ、とは思うんですけど、その原動力は何か、ということで私としても興味津々に。
iPhoneでメモを取る
手書きメモソフトやポスターをを発見
↓
Dropboxにメモを取る手書きメモを
紙資料をPDF化する
ドキュメントスキャナで、紙文書をPDF化
打ち合わせ、会議資料をスキャニング
↓
Dropboxへ
↓
GoodReaderで閲覧
書籍をiPhoneで読んでみよう
裁断機でばらばらにしてスキャニング
PDFにメモを書き込む
PC/Macに専用ソフトをインストール
↓
閲覧可能フォルダを指定
↓
iPhoneからファイル取得
↓
ファイルに「手書き」「コメント」を記入できる
ここまでは、普通の人でもやってしまうケースがあるのですが、ここから先に大きな理由があったんだな、と。
運営している塾でのPDFの活用方法なのである。
PDFファイルを共有
先生が小テストを作成
↓
フォルダに移動
↓
生徒が閲覧
↓
回答
なるほどっ!
塾で問題をPDF化して、iTouchで問題をやってもらって、回答してもらう、という形を取っておられる、ということで。
何というIT化!
といっても、最近ではDSで中学校などで使っている、という話もあったから、こういう使い方があったのか、と目から鱗が。
確かにこうなると、紙の印刷も消費も削減できて、且つデータを繰り返し確認できるようになる、というメリットが。
これは教育界では便利になるな、と。
共有化の問題
→ クラウドの発展 → いつでも一般化の問題
→ 携帯端末と一体化 → 誰でも操作面の障壁
→ より高度な操作性 → PCが使えなくても費用面の障壁
→ 小さなアプリが多数 → 大掛かりなシステムが不要
PCを使わなくてもPDF上で操作させることが出来て、やり取りが出来る
教育業界ではiPad待ち
おおおっ!!
ということで、私の中では今回一番勉強になったお話でした。
これは今後大きな潮流になって、電子黒板と一緒で教育現場を大きく変えていくんじゃあないかなあ、と。
そんなことを感じました。
休憩時間、memn0ckさんが持ってこられたAndroidフォンを触らせてもらう。
どう見てもD4だよね、という声がw
けど、出来は違って、軽くてサクサク動きます、サクサク。
やっぱりウィルコムは……セガと同じで10年とまでは行かないけど、先を行きすぎるんだよ……
休憩時間が終わり、memn0ckさんによる「スマートフォン最新動向と今後〜コンテンツ配信の流れ」という内容に。
まずは、あんどろいどたんの紹介があり、国内スマートフォンの動向紹介がありました。
現在機種数的にはWMがシェアは多いが、2009年度の出荷シェアはiPhoneが7割程度ということです。
「スマートフォン=iPhone」というイメージになりつつありますね。
スマートフォンの国内仕様に対応予定の話の後、デコメの利用動向について。
>女性ユーザーなどは年賀メールをデコメで使用するケースが多い
デコメってうっと惜しいから使ったこと無いわ〜
絵文字すら入れるのがめんどくさい俺からすると、別世界の話だなあー、と。
そんなことを思っていました。
国内コンテンツ市場
2008年4800億円程度
スマートフォンを使用する人が増えると、そういった市場も動く
デコメ素材だけのパッケージがあってもいいのではないか?
4800億円って……半端無いなあ、と思っていたんですけど、先日こんな記事を読んで納得したり。
携帯「無料」ゲームに甘いわな アイテム購入で高額請求(Yahoo!ニュース)
俺なんか携帯ゲームなんて全くしないので、コンテンツ産業といわれても何それ、と全くぴんと来なかったのですが、今回の話でコンテンツ産業がすごい市場なんだな、と実感したり。
道理でGREEがテレビCMをバンバン打っているわけだ。
先日散髪に行った際に散髪屋のおねーちゃんと話をしていたのだが、あのCMでやっている海賊ゲームは、コンテンツとしてある鉄の船を購入しないと勝てないので一方的にやられまくるだけだ、っていう話を聞いて、ああ、なるほどオンラインゲームというのはそうやって儲けるのかあ、と。
確かにそういうことなら、コンテンツとして儲かるわなあ、と。
オンラインゲームに参加しなくて良かった、とw
何という不良顧客w
閑話休題。
そういった意味で、デコメ素材やゲームなどのコンテンツ市場が今後広がっていく、というお話でした。
最後に司会者さんを含めて感想が話されたのですが、
司会者「こんなにデコメが使われているのは、世代を感じますね」(俺も激しく同意)
前田さん「デコメは普通に使われている。10代の子は年賀メールはデコメ」
前田さん「そういった素材はどこから手に入れているんでしょうねえ」
memさん「若い人ほど、公式課金して素材を取得している」
前田さん「「とってん」と子ども達は言って、買っているみたい」
デコメなんか使ったこともないし、そういった意味で隔世の感を感じさせられる内容でした。
デコメというか、HTMLは重くなるから使うな、とか、ウィルスの温床になるから使うな、というのが基本認識だったんだがなあ……
その後、各自自己紹介。
K-MAXの方から来ました、ということで紹介されたのですが、特に気の利いたことが言えなくて申し訳ありません。
そんな出来の悪いダメな子なんです、この男は。
その後懇親会があったのですが、私は友人と会う約束があったので、不参加で。
こういった勉強会って、あんまり参加したい、と思ったこともなかったし、特に、と思っていたんですけど、いって良かったなあ、という内容でした。
いい意味で刺激を受けて、何かこう、新しいものが生まれたような感じでした。
次回、機会があれば参加してみたいと思います。