３月１５日付・読売社説（２） ［情報流出続発］「『ウィニー』だけが問題なのか」最大規模の４４００人分 愛媛県警の流出捜査資料(産経新聞)ジャスダックの資料、下請け会社員からウィニーで流出(読売新聞)
ここにきて、金子氏によるWinnyのバージョンアップが必要だ、なんていっているバカがいるけど、もうアホか、と。
個人、企業、団体全部処分でええやん。
流れたデータ回収できへん、という事態にしているんだから。
それで何が悪いん？
というのが、だ、今更危険だ、と散々言われているのにまだ続けている、という人がいるのが現実であるわけで。
で、やりとりしている内容がどんな物であるか、を把握すればモウマンタイ。
何も自作のポエムと猫画像だけ、なんていうユーザーだったらWinny使用していても、それは何も恐れる物はないわな。
それにそういった物を合法的手段で交換したいのなら、今じゃあハードディスクスペースの無料レンタルなんていくらでも出来る。
個人でやりたければホームページなり、ブログサービスを用いて公開しても良いのでは？
何故Winnyじゃあないとダメなの？
俺はそれを問い詰めてみたいね。
匿名でないと出来ないファイルのやりとり、って、何？
Winnyの使用に関して後ろめたい、ということがないのであるならば、毅然と反論すればいい。
そしてWinnyで収集した全てのファイルの一覧を公開してみればいい。
そうすれば、Winnyの正当性は表現できると思われますが、いかに？
金子氏についてだが、私は処罰されて当然だと思う。
というのが、だ、確かにWinnyという技術は確かにファイル共有の新しい可能性を開く技術であったことは間違いなかったし、そうであろうと思う。
だが、それを無制限に公開していいものか、ということについては考えなかったのだろうか、と。
彼の職が東京大助手(当時)ということであったことを考えると、この意味は大きい。
これが単なる一般の会社の一プログラマーならともかく、日本の最高学府とされる東京大学の、しかも助手である。
言うなれば、普通の人よりも知識と同時にそれに見合うだけの見識とモラルが要求されてしかるべきで。
ノーブレス・オブリージュ。
そしてWinnyというのが技術的にすごいことは判って思いついた、としてもそれを公開するべきなのか、しない方がいいのか、社会的影響はどうなのか、ということは考慮すべきである。
それを考えずに、公開してしまった、ということで十分に罰せられて当然ではないだろうか。
後、公務員とかその他にも情報を扱ったりする人は、そういったより高いモラルが要求されて当然か、と。
例えるなら、仮にプロバイダの管理セクションにつとめているとしようか。
その人が個人情報(氏名、年齢、住所、電話番号等)をしることが出来る立場にいるわけで、それをネット上で不特定多数に流してしまった。
というか、技術、データとして形を変えてでも流そうと思えば、流せるよね。
けど、結果どうなる？ というのは容易に想像できるよね。
それと同じ事で、技術的に可能だから、といってやっていいこと、悪いことがあるわけで。
以前AOLでも似たようなファイル交換ソフト(名前は失念。失礼)を公開していたのだが、公開後危険性に気がついて速攻(といっても６時間後)削除した。
何故か？
もちろんそのソフトが広まれば、著作権無視してファイルが配布される、ということをAOL内で認識されたからだ。
これが社会に対する企業の責任、ということではないだろうか。
このソフトを公開することによって、音楽、映像業界がどれだけダメージを与えるのか、ということを考慮した結果である。
無論アメリカと日本では文化背景も異なる。
かの国では訴訟社会、といわれるぐらい訴訟が多く、音楽・映像業界から告訴されても不思議ではない、ということもあっただろう、と思われる。
何も良心から削除したのではない、ということではなく、その社会的影響を考慮した方がいいのではないか、と。
会社用PCを支給すれば、という問題じゃあないと思う。
会社用PCでWinnyをやる奴はやるし。
むしろ、その手の不特定多数とのファイル交換ソフトにて出している奴が判明した場合クビ(しかも懲戒免職)、とか一発アウト制にしておけばいんでない？
合法的なファイル交換まで制限するわけにはいかないから、著作権法に触れないものだと、おけ、ということで。
最終的にはそういう感じになるんじゃあないかな、と。
何も合法的なものまで取り締まるのは、違うだろうし。
例えば仲間内で旅行に行ったときに写真画像、とか。
遂に最凶なのも出てきたわけで。
ハードディスク全体を公開する「Winnyウイルス」出現(IT Pro)ローカルドライブを全公開、Winny流出させる新たなウイルス「Exponny」(INTERNET Watch)
もうムリぽｗ
