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我が社に“こだわる”ことはない(NBonline)

 その社長さんは僕に「君はなぜ自分が創業した会社を売るのか」と質問しました。それに対して僕は「ずっと経営する志も才覚もないので、人様に迷惑をかける前に経営を譲りたいと思います」と答えました。「何か会社に不都合なことが隠れているのでは」と問われたので、僕は「財務諸表の通り、利益が出て借金がゼロです。社員と顧客とのトラブルもありません」と答えました。この後に言われた言葉に、僕は仰天させられました。

確かにこれは、判らんでもないな。
最初に起こす能力と、その企業を発展させる能力と、維持させる能力が同一の人が持っていれば、ずっとつとめた方がいいだろう。
だが、経営者の全員がそう言う能力を持っているわけではないであるだろうし、それを考えたら確かに企業としての成功(黒字化、上場等)をした際に自分の手から離す、というのもありなのかなあ、と。
考えたら、そういうやり方もありなのかなあ、と思ったり。
けど、日本の場合は起業→成功→長年勤め上げる、というのがいいこととされているからねえ。
石の上にも三年、とか。
この辺は色々あるんだろうねえ。
私らの世代になると、大企業といえど倒産したり消滅した例があるから、いわんとすることが理解できなくもないが、上の世代の人は長く続けること=美徳と捉えているからねえ。
極端な話、ホリエモンが反発を受けたのは発言もあるといえばあるだろうが、自分たちのアイデンティを崩されるのが怖かったんじゃあないかな、と。