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歴史に学ぶと貧富格差が拡大すると文明は滅ぶ。 国が滅ぶのではなく文明が滅ぶ。(はてな匿名ダイアリー)

ネカフェ難民は我儘だ、という奴らに、一度こういったことをやったことがあるのか問いただしてみたい。
私は学生時代何度かバイトでこれに近いような経験をしたことがある。
深夜営業のファーストキッチンに一晩寝たり、カプセルホテルに泊まったことも何度もある。
一日二日ならこんな生活でも、若い内は無理が利くだろう。
が、今これをやれ、といわれると、正直言って、体は勿論精神が持たない。
やはり「帰るべき場所」があることの安心感無しでは、精神的に消耗していく。
その「帰るべき場所」を失う怖さを何度か身を持って経験している。
これは今でも精神的に不安を感じさせられている。
この怖さはおそらく一人暮らしとか、家のローンが払えないかもしれない、という状況に追い込まれたものじゃあないと判らないだろう。
むしろ、後者なんか、絶望的になってしまうのも無理はない、と思われる。
この精神的なやるせなさが、今の日本に希望が感じられない、ということではないか、と。
だから政府としては、希望と信頼の回復、ということをしなければならないんだが。


再チャレンジはフリーター、ニートの定義が難しいから外す、偽装請負経団連のボスが先鞭を取って当たり前のようにやっている、経済同友会は給与を上げる必要がない。
誰がどう希望を持てるのか。
一部の富裕層と、団塊の世代の食い逃げだけか。
若者は皆死ぬまで働け、とホワイトエグゼンプションを通そうと必死だ。
WEが通ると過労死認定も労災からはずれることになるし。
またホワイトカラー限定のように感じる名前だが、職種は何も書いていないことを記しておこう。
勿論判るな。
ブルーカラー、現業職もいつでも適用できる、と。


これが美しい国の実態らしい。


井伏鱒二はいった。
「サヨナラダケガ人生ダ」
私はいう。
「絶望ダケガ人生ダ」