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漫画家・松本零士氏が語る-ネットが創作家に与える喜びと悩み(PC online)

松本:海賊版の状況は過去とは比較にならないくらい増加している。正式に販売されているものの100倍以上の海賊版が出回っているのではないかと思う。

 私は日本でも最も早い時期にネットで連載を行った。1999年に開始した「ニーベルングの指輪」では、海外のWebサイトが全編転載していたことがあった。ただ、あの頃はこちらから「一部を紹介するような形はかまわないが、全編転載はやめてくれ」と連絡したら、先方からは謝罪がメールで届くなど、今と比べるとのんびりしていた。

 ところが、現在は、複製を可能とする機材が安価で誰でも入手できるようになった結果、たった1人で海賊版DVDを34万枚も売りさばいていたようなケースも報告されている。

そうだよなあ。
簡単にコピーできるから、やりたい放題に。
冗談抜きで、何とかしないと、これは何でもコピーできる→クリエイターの意欲減退、に繋がって、創作物が生まれなくなるわけで。
それに最近ではファイル共有ソフトで、やりたい放題だしねえ。
見せしめに何人か締め上げればいいのに。
恐怖を感じない人、というものは増長して行くのは目に見えている。
罰することは全て悪い、全てを許すことがすばらしい、と言う勘違いしている人が多いからなあ。
時として罰や見せしめを行う方が、いい結果に繋がる場合もある。
マキャベリ的な考え方だが、彼程人間性を直視した哲学家はいないと思う。
ゆとり教育や、犯罪をする悪ガキを許す、なんてとんでもないことだ。

松本:私は信条や宗教、歴史など国や民族によって違う文化に対して、自分の作品が土足で踏み込むようなことがないように心がけてきた。それは、どこかの国の人が見て嫌な感情を感じるような作品は描きたくないからだ。ネットの普及によって、このような考え方は今後、ますます大事になっていくだろう。

この人の言葉は、重みがあるなあ。
昔から999を読んでいたんだけど、それぞれの文化があり、という風に描いてきている。
この想像力を持つ、と言うことが大事なわけで。