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ニートの定義とは……

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000011-yom-pol

一言言おう。

「ニートをやるにしても、金はいる」

一人暮らしの人間はそう簡単にニートになれないのですよorz
ただ、ニートに関しても、最近色々思うことがありまして。
何でそういう状況になってしまったか、というのが段々見えてきたような気がする。
今の労働社会のかなり重要な部分なんですよ、この状態は。
今の企業が、企業活動として全ての仕事をパーツ化し、それに当てはめている、ということ。
そしてそれを労働者に当てはめて、「労働のパーツ化」していっているんだよね。
だからそれに合いさえすればいいから、派遣や偽装請負が流行る。
で、その場限りでの雇用関係だから、当然労働者は居着かない、居着けない。

そういった現実を無視して今ニート論議をしても無駄だと思う。
その合間合間にちょくちょく仕事だけ丸投げさせてぽいした方が企業は得するもの。

そこで正論か新潮45だか諸君だか、どこかでちらっと立ち読みで読んだんだが、少子化対策として、

「結婚しないのなら、結婚して子供を産まないとそんだと思わせる政策をとればいい」

という一文があったのだが、ああ、なるほど、と。
大抵の人間は自分が損したくないから、という行動原理に基づけば、この理論は当たっている。
それと同じで、派遣や請負などを行う企業や劣悪な環境しか提供しない企業には同様の処遇をすればいい、と。

けど、そういう色んな意味で判っている頭のいい政治家がいないのが問題なんだがorz

ちょっとこれについては長いんで、次回以降もちょろちょろと触れていきたいかも。


これに関連する話で、5/30発売のAERAにも同じような話もあったし、こんな本も読んでみたり。

年収300万円時代 日本人のための幸福論

年収300万円時代 日本人のための幸福論

なかなかすぐに読めました。
4時間ぐらいかな?
新聞とか文章読み慣れている人にはそんなに苦ではない内容。

この本の見所は、森永先生が圧倒してウォルフレン氏を感黙させるシーンがあるところw
もうウォルフレン氏には「り、理解できない、ノォォォオオオ!!」という内容がw
森永先生は最近テレビタックルなんかでめためたにやられちゃった感があるけど、多分この人はテレビとかそういったものに向いている人じゃあないんだろう、と思う。
対談とか、文章とか、そういったもので解説するのが間違いなく向いている人なんだなあ、と。
決してああいう無差別乱入戦には向いてない人なんじゃあないかなあ、と。

まあこの辺も次回以降に書評でもしようか、と。


#書評ネタだけでまとめたいな………