旅行関係者の間で、海外旅行は「アウトバウンド」、訪日観光は「インバウンド」と呼ばれている。しかし、「インバウンド」は旅行だけではない。留学、就労、移住、と海外から日本に人が流入する現象は、すべてインバウンドだ。インドネシアで看護師志望者を募った、という報道があったが、これもインバウンドの1つである。
しかし、残念ながら、日本はインバウンドに関して後進国と言わざるを得ない。世界の観光客到着数に占める割合を見ても、それは明白だ。最近急激に増えた中国人の海外旅行先として、隣国であるにもかかわらず日本は3.5%のシェアしか獲得できていない。ビジット・ジャパン・キャンペーンによって、その数は確実に増えてきてはいるが、日本の人口減少による経済的影響を補完するには、はるか遠いのが現実である。
いらねーよ>観光客や留学生
外国人研修生の実態把握へ 厚労省が初の調査(MSN産経ニュース)
現在ですらただでさえもめているのに。