◇配当3倍なのに給与が減っているトヨタ
右記が、トヨタ自動車とキヤノンという、日本を代表する“超優良”とされる“勝ち組”大企業の業績と配当、平均年間給与である。これをみて、みなさんはどう思うだろうか。
一目瞭然なのは、社員が頑張って働き、企業業績が上がっても、社員には還元されずに、株主の不労所得になった、という確たる事実である。黄色の列に注目していただきたい。トヨタは配当を3倍にしているが、給与は減らしている。キヤノンも配当を4倍以上にしているが、人件費は3%増、それも成果主義とはいえ平均年齢が上昇しているため、ほぼ据え置きといってよい。
>トヨタは配当を3倍にしているが、給与は減らしている。>トヨタは配当を3倍にしているが、給与は減らしている。>トヨタは配当を3倍にしているが、給与は減らしている。
成果主義の名のもとで、労働は間違いなく強化されているのに、利益が2倍になっても賃金が据え置きとなると、実質的な減俸と考えてよい。
そりゃあ品質も落ちるし、偽装も起きるわな。
そもそも偽装請負という時点で(ry
マキャベリだったと思うが、「傭兵は金の分しか働かない。本当に国家を守ろうと思うなら、国家に忠誠を持つ兵士を持つことだ」というようなことを言っていたような気がする。
確か塩野七生さんの「再び、男達へ」だったかな。
それと同じで、自分の社への忠誠を持てない者がその分本気になって社に尽くすか、というと答えは言わずもがな。