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はやぶさ帰還と事業仕分けに思う(iza)

■挑戦の意義

 幼子が近くのスーパーマーケットに出かけ、母親から頼まれた品物を買って無事帰宅するまでの悪戦苦闘を描くこの番組、自分に子供ができるまで面白さが心の底からは理解できなかった。寄り道あり、災難あり、ど忘れあり、涙ありと波乱の連続で家に帰り着いたときには母親の注文に正しく応えられず、母親の胸で泣きじゃくる子供もいる。肝心の品物がぐちゃぐちゃになっていることもある。でも、その失敗は挑戦というミッションの意義と比べれば、微々たる出来事だよ、というのが番組に通底した主張である。
(中略)
事業仕分けの論理

 なぜ、こういうことをいうか。それは「事業仕分け」の論理を多くの人に考えてほしいからである。事業仕分けのもつ、成果主義や功利主義、実益主義が科学技術の領域に持ち込まれすぎており、国力の減退を憂慮するからだ。

 例えば「はやぶさ」の帰還がこれほどまでに盛り上がらず、サンプルが入手できずに終わった場合どうか。「採れなかったんですか。いくら税金がかかると思っているんですか。無駄です。廃止!」といった仕分けの光景が目に浮かぶのだ。

 「はやぶさ」の後継機への予算は現に削られている。当初、概算要求は17億円だった。これが昨年の政権交代で5000万円に削られた。科学技術予算は環境重視に資源配分が見直されたと説明がされているが、高校無償化で巨額の財源が必要な結果、あおりを受けたものといえる。

俺は前にも書いたけど、はやぶさの事は詳しくは知らん。
けど、やっていた過程の事を聞いて、そんなすごいことをやっていたのか、と。
だから予算つけろ、というのじゃあなくって、こういう金って、基本的に削っじゃダメだろ、というのが俺の考え。
何故かというと、日本って資源がないので科学技術立国にならざるをえないわけで。
その基盤を崩すようなことをしてどうするんだ、と。
で、成功したり、これだけ話題になったから予算を復活、って……どんだけ日和見主義なんだよ。
結局一貫性がないんだよね。
そりゃあ不景気で税収減ったから、ごめん、他の部署も削るし申し訳ないけど予算一割削るわ、けど税収回復したら戻すから、というのとはワケが違う。
もっと言うならば、実用書の本しか本は置くな、と図書館に言っているようなものだ。
図書館の目的は、それが良書であれ悪書であれ、資料として収集するという役割があるのにそれを実用書ではないから、小説はすべて破棄しろ、と言ったらどうなる?
それと同じことをやろうとしたのが事業仕分けだ。
俺にはそうとしか見えない。
それにまた新たに作るとなると、時間かかるのにねえ……
どうするの、このタイムロス。
民主党にした結果がこのザマだよ。