もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 作者: 岩崎夏海
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/12/04
- メディア: 単行本
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数ヶ月前から旭屋書店などの店頭でやたら平積みされていて、「売れてんの? 表紙がかわいいだけのアレな本でしょ?」と高をくくってみていました。
そしたら赤の7号のMAS-Rさんが簡単なレビューを(3/24の記事参照)
それを読んでなるほど、と思いワタクシメも興味をそそられ読んでみた次第。
で、読後、どうだった、と聞かれると、
「面白かった」
いや、そうとしか言いようがない感想がw
なんかみんな部員が物わかりがよすぎるとか、後半戦の野球部に対して他の部活が協力的になるとかいうところがややご都合主義で鼻につくけど、実際読んでいて面白く読めて内容のある本だったなあ、という感じで。
所々に挿入される『マネジメント』の数々の言葉が短くも力を持ち、それを元にしたストーリー展開が行われる、といった形で読んでいてわかりやすくて面白い。
何て言えばいいんだろうなあ、仕事をする際に必要な心掛け、というようなものだろうか、そんな物をいつの間にか構築されたような気がする。
具体的にどこ、と言われたら困るんだけど、読み返していると、ああ、なるほど、と思う箇所がいくつも出てきて何度も読み直したくなるな、といった感じです。
読みやすくていい本でした。
これを機に本家の『マネジメント』を買って読んでみようか、という気になりました。
もし悩んでいる人がいたら、読んでみることお勧めします。