2010年版ThinkPad Xとも言える新型が2月23日発表、3月1日から出荷開始となった。今回はその中から、Core i7-640LM搭載、そしてコンバーチブルタイプの「ThinkPad X201 Tablet 2985-CFJ」が編集部から届いた。個人的にコンバーチブルタイプは必要ないものの、ここのところ筆者の興味の対象になっているThinkPad X31の後釜になりえるX201シリーズの1つなだけに、その出来栄えは非常に気になるところ。早速レポートをお届けする。
X31持ちとしては気になるので。
・サイズ/重量:295×228×26.5〜33.3mm(幅×奥行き×高さ)/約1.67kg
ここなんだよねえ。
アダプター入れると2kg前後になるし、大容量バッテリー搭載したら、もっと超える。
うーん、タブレットタイプは減量が難しいのかしらん?
キーボードは、もちろんThinkPadそのものだが、筆者が所有する、X31、T43とはちょっとキートップの質感が異なり、少しマットでザラザラ感もある。この点については、手持ちのマシンが単に使い過ぎで、キートップがテカってるだけの可能性もある(笑)。また、本家(?)のキーボードを触って思ったのはX100eのキーボードもなかなか良かったということだ。個人的にどちらが好みかと聞かれると甲乙つけ難い。
キーボードが健在なのが嬉しい。
バッテリに関しては、省電力マネージャーで「マックス・バッテリ・ライフ」を選択、バックライトOFF、キーストローク出力/ON、Web巡回/ON、 WiFi/ON(Bluetooth/WiMAX OFF)での結果だ。バッテリの残5%で8,775秒(約2.4時間)だった。カタログスペックが4セルで約3.8時間なので、まずまずの値だ。ただしバックライトをOFFにすると、かなり画面が見辛いため、実質はもう少し短くなりそうだ。オプションで6セルバッテリなどもあるので、用途に応じて準備したい。
やっぱり6セル以上がいいのかあ。
モバイル用途だったらやっぱり5時間は持つのが基本でないと。