一次感染の予防には、食品の加熱が大切だ。夏の食中毒では、食品を60℃で10分加熱するように推奨されるが、ノロウイルスの場合、これでは病原性を失わない。厚生労働省は、85℃で1分間以上の加熱を推奨している。
また調理器具や手を介する感染にも注意が必要だ。調理器具も85℃以上の熱湯で消毒するか、次亜塩素酸ナトリウムで消毒する。
二次感染の予防は、なんといっても衛生管理。トイレに入った後は、石鹸を使ってきちんと手を洗う。
万が一、じゅうたんの床などに便や嘔吐物が飛び散った場合には、使い捨てのマスクや手袋、ない場合にはビニール袋などを使って、汚物を静かにふき取り、その後、次亜塩素酸ナトリウムで浸すようにして床をふき、さらに水ぶきすることが望ましいとされる。
取り敢えず、「清潔に」「家に帰ったらうがいをする」「料理をする前に、きちんと手を石鹸で洗う」
これ実行。
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日本への旅行者に「生もの食べるな」と中国政府(Yahoo news)
【北京=末続哲也】新華社電によると、中国外務省は25日、日本を訪れる予定の自国民向けに、「(日本では)予防措置をとり、生の海鮮類を出来るだけ食べない」よう注意を喚起した。
日本のノロウイルス大流行を受けたもので、中国当局がこうした措置をとるのは異例。
…………言われて仕方のない状態じゃあないのか、と。
というわけで、衛生的にしませう。