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20170210 Let's note XZ/SZ6を見てきました

2月の話ですけど、Let's note XZ/SZ6を見てきました。


こちらはまだ会場設営中。

しばらくして来てみました。

会場設営も終って、見本機が設置されていました。

さて、さっそく触っていると案内のおねーさんが「軽いですよね。最新式なんですよ。軽くて分離できるようになりました。」
うん、判っているw
けど、ここは驚いてあげるのが俺の優しさw
「へー、そうなんですか。びっくりですね」
一通り機能やスペック等を説明してくれるのを黙って、うんうん言いながら聞く。
「ペンでお絵かきできるんですよー」
まあ俺はあんまり使う機会ないだろうけどな。
というか、そもそも10のペン機能って役に立つの?
PDFに注釈入れるぐらいしか思い当たらないんだが。
後、OneNoteで図を描くとか。
コンパニオンのおねーさんだから、カタログに載っているようなことをすらすらと。
こういう説明をするのが彼女達の仕事だし、やっぱりきっかけ作りというのは大事なわけで。
俺も説明してもらって初めて判ることもあるし。

でも、そこでちょっとした内容を突っ込むとさすがに答えられないのがやはり限界。
例えば、今回のモデルでアダプターは共通化されたのかとか、USB TYPE-C搭載になったけど、アダプター代わりに充電できるのかとか、企業モデルでカスタマイズでceleronモデルは出せるのかとか云々。
よく判ってない風を装っておきながら、突っ込んだ質問をw

すると年配の男性の方に代わられる。
技術畑の方だろう、話が早い早いw
「アダプターは一部のは共通で、モデルごとに別なんですよ」
「CPUのカスタマイズはできますよ」
「TYPE-Cでの充電は見送ったんですよ。規格統一の面もあるけど、まだ充電に時間が掛かりますから」

今回触っていて思ったのだが、Let'sにしては厚さが薄いので、その辺も聞いてみる。
「薄くなりましたねえ。けど、今回は前回の2 in 1のように回転式にしてないんですね。理由は…ヒンジの強度や手間とか…?」
「それなんですけど、女性に不評で…」
「…?」
「1kg超えると、どうしてもですねえ…」
ああ、キーボード一体型のメリットはあるけれど、重量が増すのが難で、タブレット形態で使用するには重たい、と。
確かに1kg超になるとそれなりの重さはあるからなあ。
女性に不評、というのはそういうこともあるのだろう。
もっとも、持ち運びの面で重いというのはデメリットでもあるので、軽いに越したことがないということもあるのだろうが。

「けど、薄くしてもコネクタは全てつけているんですよ。RGBは今でも学会で使われますからね」
そう、Let'sのすごいところは、RGB、LAN等のコネクタを内蔵しているのがいいのである。
「大学で指定とかもあるみたいですね」
最近では入学時にノートPCの購入を行う大学は少なくないのだが、そんな中でも大学によってはLet'sを指定するところもあるとか。
昔は理系でThinkPadという話は聞いたのだが。
時代の流れとして、やはりPCの一つぐらい使えないといけないというのもあるからなあ。
「LANポートもまだ使われているし、フルサイズのUSB(A)も使えますし、これ一台あればフルに使えるようにしているんですよ」
「無線で、といってもセキュリティで無線禁止のところもありますしね。最近じゃあ、なんでも削って外付け、というのが少なくないですからね」
コネクタ忘れたら使えない、というのでは仕事になりませんからね」
「後、なんでもいたずらに薄さを求めりゃあいいっていうもんでもないでしょう」
「そうなんですよ。薄さ優先でバッテリー一体型だと、交換できないと困りますよ。実際、ウチでもリコールなんてありますからね」
そう言ってリコールのパンフを見せてくださる。
(※サイトに案内もあるので、下記リンクにてご確認ください)

askpc.panasonic.co.jp

「取り外し式にしておけば、バッテリーだけ交換ということとができますから」
「最近はデザインや薄さ優先で一体成型多いですからね…」
「膨らんできたらどうするんだろう、と思いますよ」
やっぱり技術的な面から考えると、一体成型っていうのは悩ましいんだろうな…。
門真の電池屋さんことPanasonicでもリチウムの制御には難儀しているのに、他社では何を況や。

「筐体設計も、今回も100kg/圧に耐えらるように作っているんですよ」
「田園調布線ですね」
「田園調布線です」
嗚呼、何このこち亀の「アオいいよね」「いい…」に繋がるような会話感w

で、やはり他にも気になる点も聞いてみる。
「パナさんから見て、ライバルってどこです?」
「色々ありますけど、Lenovoですね。あそこには勝てない」
NECとか国内メーカーの名前が出ると思ったら、意外な返答。
「規模、ですか?」
「規模もありますけど、というのが、Let'sは国内では売れているんですけど、海外ではこの強度では中途半端で売れないんですよ。MIL規格(米軍納品規格)を満たしてないので。やっぱりThinkPadは強いと思います」
「でも、TOUGHBOOKがあるじゃないですか」

パナソニック CF-3143000VJ TOUGHBOOK CF-31

パナソニック CF-3143000VJ TOUGHBOOK CF-31

「あのくらいにしないと売れない、採用されないんですよ」
やっぱりMIL規格通過っていうのは結構大きいんだなあ…。
「国内では…NECのHybrid ZEROとかどうです? 薄さと軽さで売ってますけど」

NEC PC-HZ650DAS LAVIE Hybrid ZERO

NEC PC-HZ650DAS LAVIE Hybrid ZERO

NECさんはねえ…USBで充電だから、充電に時間がかかるんですよ。後、薄さで勝負しているけど、大変ですよ。他も同じように薄くしたのを出してきますから」
この話を聞いたのが2017年2月の話なんだが、これを書いている6月現在、確かに薄型モデルというのが日本メーカー以外のLG電子等からも出てきていて、薄型PCの群雄割拠が行われていると言っても過言ではない。
何という未来予測。
薄型モデルは日本メーカーの十八番だったんだが、今ではその優位性も薄らいできているのが現実だ。
東芝さんはねえ…どうしてああなったのか…」
「今大変ですよねえ…」
「製品に関してはあそこがいいんですよ…。Dynabookの時から作りがよくって、パソコンを一から起こせるのは東芝ぐらいで」
「後、昔のIBMですね」
「そう、あれだけの技術力を持っているから、本気を出したらすごいんですよ」
コーポレートガバナンスを取り戻したら、一番手強いと思っておられるようだ。

今後はタッチパネル化は必須でねえという話に。
今の若い世代がフリックの方が入力に慣れているから、その内フリック入力搭載のキーボードが出るようになるのではないかとかそんな話をしていたと思うんだが…その際、YOGA BOOKの話に。
(多分全面タッチパネルがどうとかうんたら話していたような気がするw)
実機あるんで、見てみます? ということで鞄から取り出すことに。
え、何故あるのかって?

気 に し て は い け な い w

で、一通り見た後、品評会状態w
薄いとか、キーボードの使い勝手、バッテリーの持ちがどうとか、キーボードの使い勝手とか、ペンでキーボード部をタブレット状態して描いてみたり、コネクタ回りのチェック、ヒンジの動き(360度回転させてみる等)等…。
筐体裏の記述を読んで、
「これはインドネシアとロシアではb/g/nしか使えないな。あそこではa/cが使えないから」
「グローバルモデルとして売っているから、細かい違いはあるんでしょうけど、そういうのが(これだけの記述で)判るんですね…」
ちょっとした記述があるだけで、そんなとこまで読み取れるなんてすごいよ…この爺さん。
せっかくなので、並べてパチリw

「Let'sも買ってくださいよ、個人で。ヤフオクでいいから」
「あの、そこは新品買ってくださいよ、じゃあないんですか」
「いやいや、まずは中古でもいいですから」
「企業の購入担当とかだと、Let's推すんですけどねえ…予算で通りにくいんでしょうけど…」
けど、俺も企業ユースならLet'sを間違いなく推すわね…お値段で通りにくいだろうけど。
ThinkPadとは違う良さがあるからなあ…。

やっぱりこうして何度かLet'sの展示品レビューはしているけど、実機を長期間に渡って弄ってみないと判らない部分も多数あるので、最新ではないけど稼働機を触ってみるのもいいかもしれんなあ…。
ポインティングデバイスとしてはTrackPointが一番いいんだが、YOGA BOOKのスライドパッドを触ってみて、マウス操作的なことぐらいはスライドパッドでもいけるかな、と。

「これ(外付けの黒いケーブルで繋がっている銀色の箱)は…SSDですか?」
「お揃いで作ってみました」
「やっぱり揃っている方がいいっていうことで需要があるんですかねえ…」
「そうですね。やはりお揃いで欲しいといわれる方多いので」
「そうなんですか」
「しっかり宣伝してください(笑)」

USBメモリーというのもありなんだろうけど、サイズが小さいからSSDサイズというのはありだろうなあ。
小さいのをはめていた、と思っていても鞄に出し入れしている際にいつの間にか外れて落としていた、という事もあるだろうし。
小さい方がいい、と言う人は多いんだけど、あんまりにも小さいと不便だと思うんですよね。
スマフォでも小さい方がいい、と言われても実用的な小ささはあるわけで。
そういう意味ではこういう名刺サイズ大のSSDの方が有無の確認が出来ていいんだろうなあ、と思います。


もうこの記事を書き終えた頃には6月なので、そろそろ新型が出るっぽいんですけど、XZ等のブラッシュアップした後継機なんだろうなあ、と思います。
Let's noteはカタログスペックや革新的なモデルというより、ビジネスの継続性を重視して、段階を踏んで進化・深化を進める、という日本人好みかなあ、と思うPCだと思います。
デザイン重視、とか、新技術作ったから使ってみるよ、載せてみるよ、というのではなく、実用に徹しているか、というのがLet's noteの強みなのではないかなあ、と。

「今度新しいの(XZ)が支給されるのが楽しみです」

自分達で設計して、よく識っているはずなのに、すごく嬉しそうな顔で語られるのが印象的でした。
実際に自分達でも使いたい、使ってみて、使い込んでみて、次のモデルに活かしているんだろうな、という事を感じました。