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「クラウド」時代のビジネス、国家権力、犯罪を想像してみた - 磯崎哲也(BLOGOS)

もちろん、企業はデータをことさらに隠したり、脱税や犯罪を犯そうと思って「クラウド」やネットを利用しようというわけではない。
企業の責任をしっかり果たそうと考えると、必ずしも国境で区切られた政府から分かりやすいとはいえない姿に変貌して行くのである。

自社で購入したサーバーをデータセンターに置く場合には、金網などで周りを囲み、データセンターの職員といえどもサーバーに物理的に接触できないようにしているケースもある。

しかし一般に、クラウドの場合には、サーバーやネットワーク機器等はサービスを提供する側の会社が所有し管理している。
また、一言で「クラウド」と言っても、業者やサービスによって、ユーザーのデータを見るなどの権限を業者側がどこまで持っているかはケースバイケースだ。

利用者側も目的によって必要とするセキュリティの度合いは異なる。
例えば、ウェブサーバなどでクラウドを利用する場合には、どうせ外部に公開するデータなのだから、業者側がサーバーの中のデータを閲覧できることはあまり問題ではないかも知れない。

しかし、M&Aに関する情報など、企業の戦略的に非常に重要なデータを、クラウド業者の職員が覗いているかどうかわからないサーバーの上に置くというのは、抵抗がある企業も多いはずだ。

なるほど………クラウドの動きそのものの問題か………。
俺は物理断線や物理障害のことしか思い当たらなかったが、言われてみればそういった問題があるよな。
外部にデータを出す、ということはこういったデメリットが、ということがあることを意識しないといけないと思うんだけどな。