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クラウドコンピューティング(@IT情報マネジメント用語辞典)

 インターネットやTCP/IPネットワークは、しばしばクラウド(cloud=雲)と表現される。ここから、インターネット上の“どこか”にあるハードウェアリソース、ソフトウェアリソース、データリソースをユーザーがその所在や内部構造を意識することなく利用できる環境、ないしその利用スタイルを「クラウドコンピューティング」という。

最近クラウド、クラウドと言うから何か調べてみると、ぶっちゃけ言うと、


シンクライアントやダムサーバー管理システムの焼き直しじゃん」


俺の感想w
違いはローカルにある程度データを置いておける、という違いくらいか。
しかしこのシステムこの業界好きだよな。
というか、単品(クライアント・サーバーなどの物理的な)で利益が上げられなくなったから、ある種こういうサービスになっていくのも仕方ないかな、と。
けど、俺もこの記事の方に賛同なんだよなあ。


「クラウドコンピューティング」がくだらない理由(japan.internet.com)

筆者は先ごろ、自分の PC の中にあるものすべてを「クラウド」(ここはインターネットと書くべきだった)に移行しようとした。最近の記事や各種コンテンツは Gmail オンラインや Google Docs を使い、デスクトップ版の代わりには Plaxo、Jott、Google Calendar などを使おうとした。だが先日の出張先で、筆者は飛行機の機内でやりかけの仕事に一切アクセスできなくなり、窓の外の「本物の雲」を見る以外に何もできなくなってしまった。全くアクセスができないというのは「クラウドコンピューティング」にとって最悪のシナリオであり、そうなるともうどうしようもない。

(もちろん、アクセス不能に陥ったのは、オンラインアプリを過信し、予備のコピーをすべてノート PC に入れておかなかった自分のミスだ。断っておくが、筆者が最も不満に思っているのは「クラウドコンピューティング」のフレーズであって、その誤用ではない。)

もうこの一つなんだよ。
クラウドのシステムがきちんと機能するとき、っていうのは、


管理サーバーまでの回線が正常に維持されていて、サーバーが機能しているとき


この二点が機能していないと、クライアントが単なる弁当箱になるわけで。
データをweb上もしくはサーバーに置くということは、そこまでの回線が繋がらないとデータの閲覧もできないわけで。
そしてそのサーバがきちんと正常動作をしていないと、データの閲覧もできない。
それに加えて、サーバーの障害が起きているのかどうなのか、それすら判らない場合もある。
それが果たして信用するというシステムとして用いることができるのか、と。
ネットワークコンピューティングの思考としては正しいんだけどね。
10年以上前昔某同人作家さんと話していたんだけど、


「ブックマークをネットワーク上に置いておけば、そのURLさえ覚えておけば、自分のブックマークを世界中どこからでも使えるからいいじゃない」


まさにこの通りなんだ。
実際はてなアンテナGoogleブックマークを利用しているんだが、PCを変えてもGoogleツールバーFirefoxに入れておけば困らないわけで。
思考的にはこの延長なんだよね。
だけど、ブックマークレベルの小規模なデータかつ即再生ができる物、公開しても被害が少ない物だが、社内のデータを外に出すのはどうなのかなあ、と。
確かにSSLVPNでガードすれば、というのは判るんだが………。
ローカルにないと不安になる、というのが俺の考えなんだが。
対応策としてローカルでもデータの保存、改変ができるソフトも入れれて、接続したときに同期できるようにするとか、そんな機能でもないとムリじゃあないかなあ。
社内に置くときにはクローンサーバーかプロキシを置くとか。
そうしないと運用という方面から見たら難しいんじゃあないかなあ。
今後はこのシステムが主流になっていくだろう、と思わずにいられないけど。
情報システムの運用コスト削減に繋がるから。
ただコストカットという方面だけで、採用していいかどうか、というのは俺はあまり勧めたくないけどねえ…………。
ライセンス管理面というのでは、楽でいいんだけどねえ。