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孫氏の主張は公平性に欠ける──ウィルコム・喜久川社長が厳しく反論(IT media)

次世代PHSのウィルコムには2.0GHz帯を割り当てるよう提案したソフトバンクの孫社長に対し、ウィルコムの喜久川社長は「技術的、制度的に理由がなく、現実的にも不可能。議論は公平性にも欠ける」と厳しく反論。次世代PHSの優位性を説き、「移動データ通信の市場を立ち上げたのはわれわれ。足を引っ張りたいなら引っ張って下さい。われわれには実績がある」とも。

>足を引っ張りたいなら引っ張って下さい。われわれには実績がある
>足を引っ張りたいなら引っ張って下さい。われわれには実績がある
>足を引っ張りたいなら引っ張って下さい。われわれには実績がある


社長!! 何か久々にいい発言!!

 まず、少なくとも技術的に、あるいは制度的に、われわれが2.0ギガヘルツ帯へ行くべきという根拠はまったくない。ここは明確にしておきたい。例えば、公益性が高い理由とか、技術的親和性が高いという理由があるなら話を聞いてもいいが、まったくない中で、孫さんがそんなことをおっしゃっているということは、自分が免許を取りたいから「ウィルコムさん向こうへ行ってよ」と言っているように聞こえる。非常に公平性に欠ける。あれだけ「フェアにしろ」とおっしゃっている方が言うこととしては非常におかしい。

 2.0ギガヘルツ帯はもともと3G(第三世代携帯電話)のTD方式で規定されている。それにどこが一番近いシステムかというと、ワイマックスの方が近いと思っている。(孫氏が)そういうことをおっしゃるんだったら、ワイマックスの方が向いているのではないかと(公開討論会で)申し上げた。

今回の公開討論会もソフトバンクの我儘で行われたようなもんだし。
まあ、それで馬脚があらわにされて、かえって良かったかもしれないが。

 孫さんのところは、1.7ギガヘルツ帯で新規参入する免許を取得した。他にいいもの(旧ボーダフォン)を買ったから「フェアに返上しました」と言っているが、(結果的に)空き地になっている。それで、今回、2.5ギガヘルツ帯にまた新しい割り当てを欲しいといっている。最初にもらった饅頭をカビさせておいて、こんどは新しい饅頭が2つある。それを食いたいが、ウィルコムという競争相手があるから、「2.0ギガヘルツというちょっと小さい饅頭を食っておいて」と言っているように聞こえる。

ADSLでも局内の機器設置の件でもめたことあるよな。
場所だけ確保しておいて、機器を設置しない、なんていう前例があるからな。

 別にMVNOの専門会社を作らなくても回線を開放できることは、僕らが実践してきた。それを次世代無線で拡大する。これからは高速データ通信でMVNO のサービスができ、マーケットがもっともっと拡大する。そのために通信機器の規格もオープンにする。会社の哲学がオープンであって、はじめて共存共栄できるわけです。

まあ、良くも悪くもオープンにせざるを得なかったからねえ。
おかげでいろんな意味で充実してきたんだが………

 Q.ワイマックスと次世代PHS事業、どちらにどういうメリットがあるのか

 A.技術的要素として、明らかな違いがあります。例えば、次世代PHSは基地局を細かく張りめぐらせる「マイクロセル方式」、ワイマックスは基地局の目が粗い「マクロセル方式」。もし2枠がワイマックスだけになったら、両方とも同じですから技術競争がない。例えば、マクロセル方式で通信速度が落ちても、誰も改善しない。しかし、次世代PHSと競争になれば、たぶん改善してくる。それは通信産業にとってもいいことになる。ビジネスモデルだけの競争でなく、技術の部分まで競争があった方が健全になると思う。

 Q.投資額は

 A.トータルで、2015年末までに大体2000億円。大体全国の90%をカバーする時期が2015年なので、そこでの総投資額で出した。年間なら数百億円。KDDIさんは1400億円と言っていたが、あれは2013年度までだ。そこで切れば、うちも一緒。われわれもコストが安いことには自信があり、(KDDIに)まったく遜色ない。事業の展開スピードはうちが一番早いと思っている。マーケットニーズが早く花開けば、前倒しすることも検討している。今回の申請計画は、絶対に事業化できる計画を作っている。人に頼み込んで金を持ってこなくても、自分の資金で十分にできる。十分に調達能力がある。われわれは3000〜5000億円くらい銀行から借りられるので、需要があって収入が見込めれば前倒しもできる。

>人に頼み込んで金を持ってこなくても、自分の資金で十分にできる。>人に頼み込んで金を持ってこなくても、自分の資金で十分にできる。>人に頼み込んで金を持ってこなくても、自分の資金で十分にできる。


このために今我慢の子だもんなあ。
判ってはいるんだが!!

 Q.孫氏は、筆頭株主のカーライルがウィルコムから手を引くかも知れないと指摘した

 A.カーライルさんに取材されればいい。カーライルも次世代PHS事業をサポートすると、ウィルコムの取締役会で決議されている。取締役会の過半はカーライルなのだから。何を難癖つけているのだと、カーライルさんも怒っている。

虎の尾を踏むことになるかもな。