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「産業突然死」の時代の人生論 第104回 食品偽装を助長する政府の責任(SAFTY JAPAN)

 食品の産地偽装が起こった要因はさまざまなところにある。それは消費者、例えば主婦にも原因の一部はあると指摘しておきたい。

 こう言っては語弊もあろうが、日本の主婦の中には味も分からずに国産がいいと盲信している人も少なくないのが現実だ。実際、商品の産地を隠して味見をしてもらい、その産地を識別できる消費者はどれだけいるだろうか。大分の関サバなどは水産物の高級品であるが、その対岸で水揚されたサバと味を比べた場合に、その違いが分かるだろうか。

 つまり、必要以上に産地にこだわることは、あまりよろしくない(このように書くと産地偽装の問題は消費者に原因があると言っているように聞こえるかもしれないが、もちろん偽装をした生産者の罪の方が大きい)。

これもこれで否定できないよなあ。
最近では「安く!! 品質は落とさずに、むしろ高級で!!」とユーザー側が求めていたのも事実。
かといって、それで偽装していいか、というと別問題なのだが、やはり何でも限界値、というのはあるわけで。

 浜名湖産のウナギや国産のアサリを例に挙げよう。マレーシアから持ってきたウナギを、浜名湖で1週間泳がせたら浜名湖産のウナギになる。北朝鮮のアサリが、日本の浜で1カ月眠ったら国産になる。ほかにも江戸前のいろいろなものもそうだ。これは、浜名湖産のウナギなのか、国産のアサリと言っていいのか。但馬牛も、松坂や近江に行ってトサツされればそうしたところが産地となる。産地ではなく肉に加工された場所だ。

 このようなことは役所も積極的に支援していた。むしろ何をどう呼ぶかに関しては業者からの陳情もあり、役所の判定は現実に引きずられたものとなってきた。静岡茶に鹿児島のお茶が混ざっていても何%以下ならよいとか(本コラム 第92回:静岡茶を世界ブランドにする方法 参照)、業界も役所も(ゴルフで言うところの)OB杭を動かし回してきている。

わーい、これはひどい規則ですね。

 このような例はもっとある。例えば十勝ワインには、わたしが調べて雑誌に書いた10年ほど前には、ブルガリアのバルク(樽)が含まれていた。純粋な十勝で作られたワインとは言えないものである。淡路島の玉ねぎは、中国から持ってきて粒をそろえているだけだった。北海道のアスパラ、じゃがいも、ブロッコリーには実はオーストラリアのクイーンズランド産のものがあった。

 こういうことを書くたびにわたしは、いやがらせを受けている。だが、証拠を突き出すと、向こうは黙ってしまうのだ。北海道の産地偽装を発表したときには、講談社へ出版停止および回収を求めてきた。しかし「わたしはクイーンズランド州政府とホクレン・インターナショナルが交わした契約書を持っている」と言ったら、結構ですと引き下がったのだ。このように隠された真実を明らかにしようとすると、脅してくるのである。

こういうのはどんど明かせばいいと思うよ。
結局は、それは嘘をついてきたわけでしょ。
それが許せない、というのが食品産地偽装の根にあるわけで。

 一方、日本ではことさら賞味期限にこだわる。これが高じて最近はレストランで残った食べ物の「持ち帰り」ができなくなった。いつまでに食べてくれるか分からないのに、こちらが責任を持つことはできませんということだ。しかし、米国ではこれを“doggy bag”と称しておいしい残り物を持ち帰るのがしきたりだ。それで腹をこわしたら“your own risk”ということである。

最近じゃあ出来なくなってきたのか。
持ち帰りなんて、滅多にしないから初めて知った。

 同じ偽装でも、ニチアス東洋ゴム工業の耐火材性能偽装は悪質な犯罪といえる。これらの会社は、建築資材の耐火テストの際に、水を含ませて燃えにくくした状態で実験したり、化学物質を混合して見せかけの耐火性を出すようにしたりした。これでは本当の耐火性能が分からない。偽装とはいうが詐欺であり、本当に悪質だ。

トヨタのリコール問題とかね。
マスコミは全く報道しませんよね。
どうしてでしょうか?
不思議だなあ。

 こういう問題こそ、監督官庁も含めて、上場廃止なども念頭に置いて厳しく追求しなくてはいけない。

まあ要するに、官庁・公務員が仕事をしていねえ、ということでFAだな。