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「成長市場を放っておけない」、PHS再参入の東芝の思惑(IT Pro)

 東芝はちょうど、海外向け端末事業から撤退を決めたところでもあり、新規事業に振り向けられる開発資源を持っていた。同社が現在手掛けているのは、 KDDI向けとソフトバンクモバイル向け端末。NTTドコモ向けは、「3〜4年前にFOMA端末を出したことがあるが、初期のころは3G端末そのものの開発負荷が大きかった。その後もiモードなどの技術開発に追随できず、商品のメリットを打ち出すことができなかった。今から新規開発するにも、10社近くが端末を提供している現状にあって、東芝としての独自性を提示して存在感を出すことは難しい」(岡本氏)。結果として、現時点での参入メーカーが少ないウィルコム向けに再参入して一定のシェアを確保し、さらに将来の契約数拡大に期待する方がメリットが大きいと判断した。

判りやすく言うと、「携帯電話相手にやっていても、シャープとNEC、松下が幅きかせているし、このままやっていてもどん詰まりだからな。なら、ウィルコムでPHS出して狩りでもやるか」でFA?w
ただ、最近の携帯電話が半端ない機能載せる代わりに、開発費用と時間はかなりかかるわ、キャリアの縛りがあって自由に作れないわ、デスマ発生(常時)、それでいて店頭で¥1端末扱いされた日にゃあ、そらあメーカーとしては泣きたくなるわな。
俺たちの血と涙と汗とデスマの結晶が、と。
それがウィルコムに参戦すれば、音声端末での知名度ライバルは実質京セラぐらいだし、三洋は脱落、日本無線相手といっても微妙かな(法人端末除く)、SIM端末見れば東芝なんかより規模の小さいメーカーが色々ありながらも旨い味を吸っている、となりゃあ、ウチのネームバリューを使って刈り取ればウマー、とw
ちょっと底意地悪く見たらこんな感じか?
けど、ユーザーとしては東芝参入で一般ユーザーに勧めやすいキャリアが現れ、出る機体も悪くない。
一般の方の知名度を考えたら、残念ながら、


東芝=シャープ=三洋=バンダイ>京セラ>日本無線≒ネットインデックス≒KES


とこんな感じになっているわけで(知っているメーカー比較を行ったら、多分そんな感じかな)
やっぱり家電メーカーで馴染みのあるメーカー、というのはそれだけでネームバリュー抱えているからね。
仮に技術力が「京セラ>シャープ」だとしても、ネームバリューでシャープが選ばれる場合もあるわけで。
そういった意味でメリットだらけになるんで、歓迎はされるわけで。

 7月上旬に発売する音声端末の「WX320T」の価格は、「新規契約時で1万円前後を見込んでいる」(土橋氏)。KDDIソフトバンクモバイル向け端末に比べ低価格である分、利幅も稼ぎにくい。これについては、自社開発を極力抑え、外部調達したモジュールを多く活用することで開発コストを抑えることで対応した。「PHSは技術的に枯れた技術。RFトランシーバーICやベースバンドLSIなどの主要部品を自社開発しなくても、外部調達して実装しても問題なく開発できる」(岡本氏)。ソフトウエアも、Webブラウザー、メールソフト、Java実行環境、文書ビューワーなどをACCESSから一括で仕入れて組み込んでいる。

納得>JRC端末に酷似
操作系の統合化は出来て、サポートの負担が減る、というメリットはあるけど、ガワの形だけが違うだけで中身変わらず一緒、というのはつまらなくなりそうかも………
だけど、理想のインターフェイスを作る、というのも難しいよなあ。
俺なんか京ぽんインターフェイスが俺の中では携帯電話の標準インターフェイスになっているため、他のアイコン系の操作というのが逆に判りづらかったりするわけで。
けど、そのうちにでも「東芝らしさ」を感じさせる機体が出て欲しいなあ、と期待して待とう。